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「うまかっちゃん」が九州人の定番となった理由
「日本人の国民食」といわれる料理には諸説あるが、世代を問わずに手軽に食べられている、ラーメン、カ... 「日本人の国民食」といわれる料理には諸説あるが、世代を問わずに手軽に食べられている、ラーメン、カレー、ハンバーグを挙げる人も多い。 以前、これらを生活文化の視点から調べたことがある。「カレー」や「ハンバーグ」に比べて、「ラーメン」はしょうゆ味やみそ味、塩味などがあり、だしも鶏がら、とんこつ、牛こつ、煮干しなど多彩だ。地域によって好みの味が変わるので、外食の大手チェーン店も、北海道から九州・沖縄までの全国を網羅する店はない。 一方、即席ラーメンは、「カップめん」(全体の7~8割)と「袋めん」(2~3割)に分かれ、今回紹介する、袋めんの市場規模は約1300億円(2018年度。日本即席食品工業協会調べ)だ。大手メーカーのブランドで全国的に見て売れ筋の上位に来るのは、「サッポロ一番」(サンヨー食品)、「チキンラーメン」(日清食品)や「マルちゃん正麺」(東洋水産)あたりだ。 九州は「うまかっちゃん」
2019/11/01 リンク