東浩紀の炎上と『リアルのゆくえ』から考える - とまべっちーの考え事

東浩紀がまた炎上している。７月１０日のニコ生での開票番組の中で福島瑞穂議員の発言を曲解の上猛烈に非難した様子が後日ネットに拡散され、リベラルから総攻撃を受けた。東はすぐに弁解noteを公開するが、謝罪もせず開き直っており、論理も破綻しているし言論人としての責任を放棄しているとしていっそう激しく叩かれることになった。これらの批判に対してその後東は沈黙しているため、ネットでは７月２０日現在も炎上が続いている状況だ。 リベラル側の論客たちは、これを機に東浩紀への不満を噴出させた。批評家としてブレブレだとか、ポストモダン的な価値相対主義（どっちもどっち）がいけないとか、過去には南京大虐殺についても伝聞だけではその有無を確定できないと発言していたことなどが持ち出され批判された。さながらどうして東はダメなのかの論評会だ。これらの論客たちの批判は十分検討に値するものだと私は思った。ただ、これらの論客はも

[seabreamlover]

書き出しでちょっと笑ってしまった、天気の話や時候のあいさつみたいで ＞ 東浩紀がまた炎上している / 選挙特番の件は福島議員への執拗な攻撃と内輪の遮二無二な庇いっぷりが異様に映った

[daaaaaai]

東浩紀評としてめちゃめちゃおもしろくてやさしい。過去の書評もよい。また、いいコンテンツとコンテクストをつくっていくの楽しみにしています。

[kei_mi]

“2000年代の頃はまだ「尖った若手論客」としてやっていればよかった。しかし2010年代以降は言論人としての社会的責任を強く要求される立場に立たされ、その役割を適切に果たすことに度々失敗するようになる。”

[wosamu]

東氏はたぶん統一教会擁護をしてるわけじゃないんだよな。ツイッターやめたのは良いと思うけどひとりで籠もって本を書くみたいなのも耐えられないような気もする。

[BigHopeClasic]

2009年のノビーのあずまん評がおまいうなんだけど未だに笑える https://bit.ly/3zim54I "発想が異常に自己中心的で幼児的""人間関係のバランス感覚が致命的に崩れている""思想家でも批評家でもないただの年とったオタク"

[fnm]

東の自意識は良識的なインテリからは理解され得ないという孤独感、孤立感、さらには警戒感、被害者意識で満ちているように見える。それほど特異な感性（身体感覚）を持っている人なのだ。本来は非常にニッチな思想家

[tackman]

“東自身が、近代的な人間観（＝成熟や公共や熟議が大事だという意識の高い価値観）を信じることができない、固有のパーソナリティを持っていた。”

[usomegane]

『東が書くテキストには今でも価値がある』に同意。籠もって本を書くことに耐えられなくなってもゲンロンで編集者やプロデューサー的に動けばいい。彼自身が演者として表に出ることがむしろその邪魔になっていた。

[kokekokekoke333]

妥当な評価だと感じる。党派性によって毀誉褒貶されるべき人ではないが、こんなに影響力を持つほど大したことは言ってない。村の外れに住ませて、たまに話をありがたがるぐらいでよい。

[incubator]

この人のブログめちゃくちゃ面白いな。過去のブログを読むと本人は生煮えの議論と書いているが、140字のTwitterや100字のブクマとは生煮えのレベルが本質的に異なる気もする。

[natu3kan]

法人運営してそこそこ軌道に乗せた経営者のスタンスもあるからな。批評家でいうなら宇野常寛と似たスタンスだけど東浩紀の方が(ギャルゲ論とかで)一部のオタクからも嫌われてたりで拗れてそうではある。

[d-ff]

今の「若い人」は三者三様（三者一様か）の例のシーンを語り継ぐだろう。吉田豪あたりがチャンスを与えてあげれば良かったがもう遅いか。

[hharunaga]

“（2007年、大塚英志に対して）「だって今の世の中の状況はこうじゃないですか」という言い方で若い世代の感覚を代表するような喋り方をする東は、その後の古市憲寿や落合陽一を彷彿とさせるものがある”

[River1992]

東浩紀論として非常に面白かった。結局本人の性格の問題はどうしようもないので、リアルの社会での活動量を減らして文章で勝負したほうが良いものが出来るのではないかと思う

[quick_past]

個人的に堀江やひろゆき、白饅頭や落合あたりと区別つかんのよ。中島みゆきの「世情」「時刻表」に出てくる、「嘘を見破り世間を見たように思う」「わかったようなことを言って金をもらい米を飼う」連中そのもの。

[sakuragaoka99]

ゲンロンと名付けた時そのいろいろな意味でのダサさは、もう若者の代弁者たり得ないことを象徴していたと思う。

[naka_dekoboko]

リアルのゆくえの大塚と今の東浩紀ほぼ同い年。そろそろたまに単著が出てファンが買い支えるタイプの思想家になる時期ってことなんだろう。

[change_k]

Twitter削除は7日の晩のようですよ。

[kingworld]

良エントリー

[degage122]

“たしかに文献をたどれば東のおかしさに対してはすでに柄谷も浅田も大塚も言及していた。２０００年代の「東浩紀ひとり勝ち」時代を挟んで、２０１０年代の「東浩紀炎上時代」になり、炎上のたびに…

[style_blue]

何事も極端な振り幅のひとだから、もう止めるって言うなら止めちゃうんだろうし本人もせいせいすると思う。でも、しばらく休んで何かを取り戻したらまた戻ってくるよ。そーゆー人でもある。

[rgfx]

「ゼロ年代にはネットを持ち上げ、ネットを前提とした社会論を言っていればとりあえず上の世代から差別化でき、大塚らの世代のことを「古い」と言う資格はあった（あるような気がしていた）。」せやな

[gui1]

マスゴミさんが統一教会を常軌を逸した猛烈な抗議に辟易してるんでしょ。東さんと三浦さんはマスゴミと距離があるようでいてマスゴミに取り入られた存在だから抗議を受ける放送を嫌っているんでしょうね(´・ω・｀)

[yyamano]

“東浩紀の人格的個性を反映してもいた。東自身が、近代的な人間観（＝成熟や公共や熟議が大事だという意識の高い価値観）を信じることができない、固有のパーソナリティを持っていた。”

[pikopikopan]

愛溢れる優しい語り口だった。”大塚（や読者）から見れば人格攻撃などではなく、単に論理的な矛盾や欠陥にしか見えないだろうが、東にとってはそう感じるということだ。”SNSでよく見かけるタイプ。指摘＝叱責系だ。

[hagakuress]

自分棚上げな池田氏の批判「発想が異常に自己中心的で幼児的」って、これ、対立する議論をどうマネジメントするのか？だけど、理性、知性、啓蒙の側を自称する糾弾大好きさん達の棚上げはいいのか？

[yuiseki]

良い記事だった

[gcyn]

『シラスにすら出演しないと言っているようなので』 あらそうなのか。

[hohototo]

この記事だけでなく、ブログが面白い。

[differential]

本来の性質で言うなら旗振るタイプでもない感じがするし、旗を振る腕力や知恵や能力があるタイプじゃないよね。でも、タイプじゃないけどお山の大将にはなりたい人。権力は好きなんじゃない？

[harapon1012]

かなり同じ感想でいいものを読んだ。彼の本は全部読むくらいに好きだったけど、Twitterを始めた時期くらいから幻滅したので、パーソナリティと作品は分けて評価した方がいい。

[khtno73]

“身も蓋もない言い方をすれば、メッキが剥がれた”

[fb001870]

“２０００年代の「東浩紀ひとり勝ち」時代を挟んで、２０１０年代の「東浩紀炎上時代」になり、炎上のたびに誰かが柄谷や浅田や大塚による東浩紀評をシェアするようになった” ひとり勝ちと評したのは佐々木敦

[and_hyphen]

「リアルのゆくえ」当時読んだ。確かにそんな感じだった…

[kutakutatriangle]

あずまんの熱心な読者であることが分かる記事だった

[yooks]

“感覚）を持っている人なのだ。本来は非常にニッチな思想家な”

[yoshihiroueda]

いい仕事もあることが紹介されていて良かった。

[Shin-Fedor]

優しいエールのようでめちゃくちゃ意地悪というか、逃げ場を奪うような容赦のないテキストだった。俺が東氏だったらこれ読んだら寝込む。東氏はここ数年「リベラル」からの理不尽な攻撃に怒りを溜め続けてたのだろう

[urouro_again]

浅田彰に「噂の真相」の座談会で嘲笑されたのが深い傷になってると勝手に思ってる。だから、冷笑系のノリに耐えられないんじゃないかなー。創作がいいので、創作でやってけばいいのにね