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philosophyに関するnatu3kanのブックマーク (44)

  • 東浩紀「訂正可能性の哲学」はAI関係者必読だ!|shi3z

    先週、今週とあちこちへ出張が続いているので、移動時間の合間、ネットが途切れる山奥にさしかかったあたりで東浩紀「訂正可能性の哲学」を読んだ。東さんのはいつもそうなのだが、あまりの内容に驚愕した。 そして昨日はたまたま東さんにVisionProを体験させる約束をしていた日なので、会う前に一気に読み終えた。すごい。もっと早く読めばよかった。 東さんのは基的に「凄すぎる」ので、読むと影響を受けすぎてしまってしばらく自分の思考が戻ってこない状態になる。しかし最近の僕は、むしろ忙しすぎて誰かの思考を取り入れたいモードになっていたのだ。 その意味で、まさに今の時代に必要とされているだと思うし、当にすごい。10年前に上梓された「一般意志2.0」の続編でもあり、なおかつアップデートでもある。もちろん読んでなくても全然良い。 特に舌を巻いたのは、落合陽一の「デジタルネイチャー」や成田雄介の「無意識デ

    東浩紀「訂正可能性の哲学」はAI関係者必読だ!|shi3z
    natu3kan
    natu3kan 2024/02/21
    言語も人種も宗教も違う数億人を束ねて一つの国にするってなると、経済は資本主義やりつつも、科学的社会主義を下地に思想統制した独裁しかないよなあ。思想や民族ごとに独立されたら国力と領土が減ってくし。
  • 読書メモ:『なぜ美を気にかけるのか :感性的生活からの哲学入門』&『近代美学入門』 - 道徳的動物日記

    なぜ美を気にかけるのか: 感性的生活からの哲学入門 作者:ドミニク・マカイヴァー・ロペス,ベンス・ナナイ,ニック・リグル 勁草書房 Amazon 『なぜ美を気にかけるのか』は美学の入門書でもあるが、そのなかでも「美的価値」や「美的感性」「美的生活」の問題を扱っており、「優れた芸術の定義とは何か」といったトピックではなくタイトル通り「なぜ美を気にかけるのか」という問題……なぜわたしたちは服や髪型のお洒落さ/ダサさや事の美味しさ/不味さを気にしたり、聴く音楽や視聴する動画について自分なりの選択を行おうとしたりしているか、といったトピックを扱っている。ここでいう「美」はかなり広い範囲の物事を指していること……「 "美"といえるのは素晴らしい芸術のみである」といったエリート主義を排して、どんな人でも日常的に様々なタイミングで様々な領域の「美」を気にかけている、というスタンスで各人が論じていること

    読書メモ:『なぜ美を気にかけるのか :感性的生活からの哲学入門』&『近代美学入門』 - 道徳的動物日記
    natu3kan
    natu3kan 2023/11/12
    現代人が昔の思想も現代思想(相対主義的)に解釈しようとしつつ昔ながらの偏見を持つ。今も多数の人は絶対の美があり、進歩こそが絶対に優れてると思いがち(未開人が格差を作らない為に文明を嫌う合理性を失念する)。
  • 覚え書き:イアン・ハッキングの精神障害の哲学について - memoranda

    イアン・ハッキングが亡くなってしまいました。トロント大学の記事によると以前から健康を害していたそうで、たしかにこの10年ほど、まともなアウトプットがなかったことからうすうす予期してはいたのですが、この5月10日に亡くなってしまったとのことです。残念です。また、今回あらためて、ハッキングから学んできたことの多さを感じてもいます。 ご存じのとおり広大な領域において、しかもユニークな手法で仕事をしてきた人です。なので私はそのほんのごく一部、精神障害の哲学の領域を中心に彼から学んできたにすぎません。にもかかわらず、学んだことはとても多く、そこからまた多くの課題を得てきたと感じています。 彼の精神障害の哲学を考えるさい、二つの大きな仕事があるように感じています。ひとつは神経症周辺の仕事で、もうひとつは自閉症に関係する仕事かな、と思います。そしてこうした二つの領域のいずれにおいても、精神医学などの人間

    覚え書き:イアン・ハッキングの精神障害の哲学について - memoranda
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    natu3kan 2023/05/13
    多重人格
  • 異世界で衝突する正義 - 真名千の創作雑記ノート(真名千) - カクヨム

    はてな匿名ダイアリーで「巷に溢れかえる幼稚なマウント系創作物が嫌いすぎるhttps://anond.hatelabo.jp/20230315191109」という書き込みを読んだ。言いたいことは理解しつつ、自分も作品でやっていそうと心配になってしまった次第だ。 より「遅れた」異世界にやってきた主人公は自分の倫理観で異世界の人間を非倫理的だと断じてしまいがち。それをマウントと受け取られるのもマズければ、郷に入らば郷に従えで異世界の倫理観に染まってしまうのもマズい(世の中の作品には女奴隷を買っている主人公などもいるが)。ダブルバインドに陥ってしまう可能性がある。 結局価値観が多様すぎる現在では読者を決めてそれ以外には「not for you」と突っぱねるしかないのかもしれないな。八方美人にして誰にも読まれないのでは結局作品自体がないのと同じ?(バズこそが正義の社会がいちばん息苦しいよ……) この

    異世界で衝突する正義 - 真名千の創作雑記ノート(真名千) - カクヨム
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    natu3kan 2023/03/16
    明日食うに困って福祉も全部家族でやる国で、先進国の概念にアップデートしろは無茶。給食がタダでなきゃ子を学校に行かせるの困難。ナチズムと共産主義の虐殺は倫理を無視し科学的合理性だけ追い求めた合理性の蹉跌
  • 千葉雅也氏が伝授「難解な哲学書」の読み解き方

    読書はすべて不完全である 稿では、「いかにも現代思想的な文章」をどのように読むか、そのコツ をレクチャーしたいと思います。 専門家の立場としては、現代思想の細やかなレトリック(文章の技法)を楽しみ、深く読めるようになってほしいのですが、でもそれより、徹底的にハードルを下げることが最優先だと思います。 細かいところは飛ばす。一冊を最後まで通読しなくてもいい。読書というのは、必ずしも通読ではありません。哲学書を一回通読して理解するのは多くの場合無理なことで、薄く重ね塗りするように、「欠け」がある読みを何度も行って理解を厚くしていきます。プロもそうやって読んできました。 そもそも、一冊のを完璧に読むなどということはありません。改めて考えてみると「を読んだ」という経験は、実に不完全なものであると気づきます。たとえ最後まで通読しても、細部に至るまで覚えている人はいません。強く言えば、大部分を忘

    千葉雅也氏が伝授「難解な哲学書」の読み解き方
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    natu3kan 2023/02/18
    つまりレ・ミゼラブル
  • https://twitter.com/manosejiro/status/1619181635429355520

    https://twitter.com/manosejiro/status/1619181635429355520
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    natu3kan 2023/01/29
    サルトル「アンガージュマン(勇気をだしてとりあえず社会参加をやってみなはれ)」ニーチェは神が世界の真理だった時代に「それって欺瞞で社会(ヒト)が作った規則ですよね」って看破する流れを作り歴史に残った所ある
  • ぼっちを救うためのストア哲学 - 本しゃぶり

    なぜぼっちは恵まれているのに苦しむのか。 それは心像に負けているからである。 幸福になりたければストア哲学を実践しろ。 暗く狭い場所にて 『ぼっち・ざ・ろっく!』の人気が凄い。 1話の時点からクオリティが高いなと思っていたが、回を増すごとにどんどん人気が高まっている。最近はTwitterを開くたびにファンアートが流れている印象がある。 もちろん俺も楽しんで見ているわけだが、つい思ってしまうことがある。作の主人公、ぼっちこと後藤ひとりに対して、「こいつ、持っているな」と。 『ぼっち・ざ・ろっく!』第1話 感受性。創造力。優れた容姿。生まれの良さ。練習を持続する意志。アリストテレスならば、彼女のことを「外的な善を持ち合わせている」と評するだろう。 だが何よりもぼっちは、卓越した演奏技術、すなわちギタリストの徳(アレテー)を持っている。これほど素晴らしいことがあるだろうか。 しかし当のぼっちは

    ぼっちを救うためのストア哲学 - 本しゃぶり
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    natu3kan 2022/12/19
    他の思想の造詣に深くない癖に敵対する派閥を軽んじてバカにするのオタクだけでなく反オタもそうだし、陰謀論者も、アンチ陰謀論者も同じだからなあ。自分たち以外は愚かという選民思想の麻薬。
  • はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"

    はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"
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    natu3kan 2022/11/19
    きっとはてなーはロールズをかじってらっしゃって造詣が深い専門家ばかりのインターネッツですね。
  • なぜ2000年前のギリシア哲学をいまだに学ぶ人がいるのか…京大名誉教授が考える「古典」の本当の価値 なぜアリストテレスの著作は消え、プラトンは残ったのか

    2000年以上前の古典をいま読むことにどんな価値があるのだろうか。京都大学の内山勝利名誉教授は「古典は確固たる規範として維持、存続されてきたというイメージがあるが、実は違う。それぞれの時代と場所において、まったく異なった作品として新たに解釈され、各時代の状況を大きく揺り動かす力を示してきた」という――。 ※稿は、内山勝利『変貌するギリシア哲学』(岩波書店)の一部を再編集したものです。 19世紀まで埋もれていたミロのヴィーナス像 ギリシア彫刻の美しさを思い浮かべてみよう。たとえばミロのヴィーナスでもいい。むろんあの女神像を古代ギリシア人も美しいと思ったに違いない。そして、現代のわれわれもそれに感嘆する。長い時間をへて今日によみがえったその美しさは、しばしば「永遠の美」と言われ、「不朽の美」と称賛される。

    なぜ2000年前のギリシア哲学をいまだに学ぶ人がいるのか…京大名誉教授が考える「古典」の本当の価値 なぜアリストテレスの著作は消え、プラトンは残ったのか
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    natu3kan 2022/10/16
    内山 勝利 京都大学名誉教授。四書五経もそうだけど。武経七書の中でも孫子はよくビジネスや現代戦術でも考え方は利用されてたりするね。抽象度が高いというかモデル抽出が上手い理論っていつの時代でも使える所ある
  • 東浩紀の炎上と『リアルのゆくえ』から考える - とまべっちーの考え事

    東浩紀がまた炎上している。7月10日のニコ生での開票番組の中で福島瑞穂議員の発言を曲解の上猛烈に非難した様子が後日ネットに拡散され、リベラルから総攻撃を受けた。東はすぐに弁解noteを公開するが、謝罪もせず開き直っており、論理も破綻しているし言論人としての責任を放棄しているとしていっそう激しく叩かれることになった。これらの批判に対してその後東は沈黙しているため、ネットでは7月20日現在も炎上が続いている状況だ。 リベラル側の論客たちは、これを機に東浩紀への不満を噴出させた。批評家としてブレブレだとか、ポストモダン的な価値相対主義(どっちもどっち)がいけないとか、過去には南京大虐殺についても伝聞だけではその有無を確定できないと発言していたことなどが持ち出され批判された。さながらどうして東はダメなのかの論評会だ。これらの論客たちの批判は十分検討に値するものだと私は思った。ただ、これらの論客はも

    natu3kan
    natu3kan 2022/09/17
    法人運営してそこそこ軌道に乗せた経営者のスタンスもあるからな。批評家でいうなら宇野常寛と似たスタンスだけど東浩紀の方が(ギャルゲ論とかで)一部のオタクからも嫌われてたりで拗れてそうではある。
  • スラヴォイ・ジジェク「新たな世界大戦を防ぐ唯一の方法、それは“平和”を避けることだ」 | ナショナリスティックな「大義」に連帯を阻まれてはいけない

    他国との緊張関係が生み出す「ヒロイズム」 なぜこのようなことが起きてしまったのか? 例によってこうした問題に答えるときは、ヘーゲルを少々参照してみるのがとても役に立つ。 『精神の現象学』のなかでヘーゲルは、有名な「主人と奴隷の弁証法」、すなわち生死をかけた閉鎖的闘争の只中にいる二者の「自意識」のあり方について説明している。 仮に二者のそれぞれが勝利のために自身の命をかけ、そして両者とも最後まで決して諦めないとしたら、そこに勝者は存在しないことになる。なぜなら一人は死に、また生き残った者も、その存在を認識してくれる他者を失うからだ。 ここに含意されているのは、すべての歴史文化が、妥協という土台の上に成立しているということである。すなわち、二者が真っ向から向き合うとき、破滅を望まない一方(将来的に支配される側)は、「相手から目線をそらす」ものなのだ。 しかしヘーゲルなら、国家間において最終的

    スラヴォイ・ジジェク「新たな世界大戦を防ぐ唯一の方法、それは“平和”を避けることだ」 | ナショナリスティックな「大義」に連帯を阻まれてはいけない
    natu3kan
    natu3kan 2022/05/07
    山火事じゃないけど、火事にならないように、小さい山火事を事前に潰すと燃えるモノが密集して大火事になりやすい所はあるから、小さい山火事でほどほどに燃える火種を燃やして潰しておかないとみたいなのはあるかも
  • インテリ気取りで「受け売りの知識」を披露…私たちはみんな「亜インテリ」なのかもしれない(綿野 恵太) @gendai_biz

    インテリを気取ってはいるけれど、そのじつ耳学問で仕入れた受け売りの知識をひけらかしているだけの人々——丸山眞男はいまから50年以上前にこうした存在を「亜インテリ」と呼びましたが、じつは現代こそが「亜インテリ」というキーワードによって特徴づけられるのかもしれません。『みんな政治でバカになる』(晶文社)を上梓した、批評家の綿野恵太氏が解説します。 バカの二乗 人間の思考には「直観システム」と「推論システム」というふたつのメカニズムがある(二重過程理論)*1。「直観システム」は非言語的・自動的・無意識的であるため、素早く判断できる。しかし、間違いも多い。その間違いには一定のパターン=「認知バイアス」がある。「推論システム」は言語的・意識的な推論をおこなう。「直観システム」に比べて間違いは少ないが、時間や労力を必要とする。私たちは「認知バイアス」ゆえに「バカ」げた言動をとってしまう*2。 くわえて

    インテリ気取りで「受け売りの知識」を披露…私たちはみんな「亜インテリ」なのかもしれない(綿野 恵太) @gendai_biz
    natu3kan
    natu3kan 2021/10/09
    カジュアルに知識が得られる健康情報番組が大当たりして、今もその亜種のビジネスがサロンなって続いてるって考えると、常に人々はインスタントな豆知識を求めてる。
  • 「悪の愚かさ」と「アジア」への向き合い方 - 梶ピエールのブログ

    先日のブログ記事に対して、光栄にも東浩紀氏より直接反応を頂いた。 拝読しました。中島隆博氏とぼくの対談についての3年越しの応答で、たいへん刺激を受けました。悪についてはその後も考え続けています。コロナが収束したら、できれば梶谷さん・中島さんといちどこのテーマで3人でお話ししたいですね。https://t.co/qsQuqsdO8W— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) 2021年7月26日 というわけで 『ゲンロン10』に掲載された東氏(以下、敬称略)の評論「悪の愚かさについて、あるいは収用所と団地の問題」および『ゲンロン11』の「悪の愚かさについて2、あるいは原発事故と中動態の記憶」を読んだ。東がこういった主題に格的に取り組んでいることについて、今まで不覚にも知らないでいたのだが、遅まきながらこの時期に読めてよかったと思った。 前者の評論は、2019年の春に東が中国

    「悪の愚かさ」と「アジア」への向き合い方 - 梶ピエールのブログ
  • いま日本で「魔女」を名乗る人が増えていた…「魔女とフェミニズム」の意外な関係(河西 瑛里子) @gendai_biz

    に暮らし、魔女を名乗る 最近、日で「魔女」が増えている。どういうことなのか。 私は、欧米、特にイギリスで、キリスト教到来以前のヨーロッパにあったとされる信仰に基づき、創造的に復興された信仰「ペイガニズム」に携わる「ペイガン」と呼ばれる人々を調査している。ペイガニズムの下位分類の1つである「魔女術」も研究対象で、彼らが行う儀式などを参与観察している。 2017年から2019年にかけて、日で魔女を名乗る人々や魔女に関連する活動をしている人々からもお話を伺っていたのだが、その際、長年魔女として生きてきた人々から、最近SNS上で魔女を名乗る若い人が増えていると耳にした。 「魔女を名乗る人」のなかには、「魔女っぽいこと」、例えば占星術やタロットなどの占いや、ハーブ用いた薬草療法に携わっている人もいる。その一方で、魔術やオカルト、ゴスやカウンター・カルチャー的なシーンに携わっている人もいる。魔

    いま日本で「魔女」を名乗る人が増えていた…「魔女とフェミニズム」の意外な関係(河西 瑛里子) @gendai_biz
  • 想像的抵抗について - 昆虫亀

    こないだの日記で触れた、「想像的抵抗Imaginative Resistance」という概念が分かりにくいと言われたので少し捕捉しとこうと思う。 想像的抵抗というのは、「非倫理的な命題(たとえば「嬰児殺しは善だ」という命題)を想像しようとしたときに、あまり想像力が喚起されない、つまり、あまり活き活きとした内容のあるイメージが湧かない」、という現象とされる。 まずここで、「嬰児殺し」そのものが想像しにくいと言っているのではなく、「嬰児殺しが善だ、すばらしいのだ」という価値評価を含んだ命題が想像しにくいと言っていることに注意しときますね。(単に「母親が赤ん坊コロス」ってだけの記述的命題に関しては想像的抵抗は起こらない、という考えです。) ここで、そもそも「〜が善だ」とか「〜が良い」とか想像できんの?って疑問を持つ人がいるかもしれない。 「善」とか「良い」とか想像できなくね?って疑問は、もっとも

    想像的抵抗について - 昆虫亀
  • 文学の哲学にはどのようなトピックがあるのか - Lichtung

    文学の哲学は、存在論、認識論、倫理学、心の哲学、そして美学から、哲学的に文学を考察する研究ジャンルである。 物語とは何か、物語は人生の何を教えてくれるのか、作者とは誰か、詩的想像力とは何か、フィクションとは何か、詩の深遠さとは何か、キャラクタになぜ惹かれるのか、文学作品はどんな存在なのか、そして、文学とは何か。 稿は、The Routledge Companion to Philosophy of Literature*1 を参照しながら、主に英米圏における文学の哲学の主要な32のトピックを紹介する。文学の哲学について関心のあるひとがさらに学びを深めるために、あるいは、美学や文学の研究者の方が研究の手がかりとするために役立てばと思う。計三万字強あるので、頭から読んでいただくのもうれしいが、気になるところからすきな順番で読んでもらえればと思う*2。 定義とジャンル 1. 文学の概念 2.

    文学の哲学にはどのようなトピックがあるのか - Lichtung
  • 哲学はなぜ100年も前の古典文献を参照し続けるのか?

    ゲンロン、ゲンロンカフェに寄せられたご意見・ご感想にスタッフがお答えします。 ご意見・ご感想はこちらから→https://forms.gle/vzoHiUKKFxYXNBdk6 ゲンロン ゲンロンカフェ ゲンロン友の会 <ゲンロン友の声> 東さん、twitter上で「哲学はなぜ100年も前の古典文献を参照し続けるのか?」という議論を見ました。趣旨としては、自然科学等では、ニュートン等の古典に立ち返ることは稀で、評価の定まった知見は教科書に集約され+頻繁にアップデートされ、それに加えて最新の研究論文を参照することで教育および研究活動がなされていく。一方、未だに哲学では多くの古典・原典に立ち返る部分が多いのが不思議だという内容でした。私個人の理解では、あくまで程度問題で、哲学の場合は「実験で物理現象に関する仮説検証」したり、「数学の仮定および論理の枠内で証明」をしたりといった誰もが一定のルール

    natu3kan
    natu3kan 2019/07/06
    当時の背景を考えない哲学はただのクリシェ。「神が死んだ」も「神が人を作った→人間が神を発明した」な科学の発達による価値観の変遷や過去の宗教腐敗の背景が。新資料で歴史の知識が更新されると古典の解釈も更新
  • 想々:「文明」という生き物・・・ | 不破 博志 official blog

    まず、言葉遊びから・・・ ・「進化(evolution)」=環境に適応していく→つまり、環境が悪くなれば悪い方向に行くことも含む、必ずしも進歩のことではない ・「進歩(progress)」=良い方向に進むこと ・「発展(development)=秘めている可能性を表に展開すること 次は、歴史家の2人の言葉から・・・ 共に、ローマ・ギリシャ・エジプト・メソポタミア・中国・インドなど世界の文明論を論じた方・・・。 ・「文明と言うものは、成長の果てに没落していく」 アーノルド.J.トインビー。(英:歴史学者:1889--1975) ・「春夏秋冬の如く、文明は栄枯盛衰する」 オズヴァルト・シュペングラー。(独:哲学者、歴史学者:1880--1936) 現在は、きっとオズヴァルトのいう「秋」に当たるのだろう。 オズヴァルトは文明の「秋」の時代をこう説く・・・。 「文明の秋の時代には、(技術)や(新興

    想々:「文明」という生き物・・・ | 不破 博志 official blog
    natu3kan
    natu3kan 2019/06/12
    >「文明の秋の時代には、(技術)や(新興宗教)への異常な高まりをみせる」
  • 京大生に10万円を渡してみたら実存の不安を感じ始めた

    らーめんさん@ちぇび @ramensanst いま「道ゆく人に10万円を渡して好きなものを好きなだけ買ってもらう」ってテレビ番組をやってたんだけど、京大哲学科の学生が岩波哲学・思想事典やらメルロポンティやらを買いあさった挙句「こんな経験したことないので、実存の不安を感じています」って言ってて笑いころげた 2015-12-29 11:17:21

    京大生に10万円を渡してみたら実存の不安を感じ始めた
  • 非ユークリッド的ポストモダンと動物化する郵便的不安2.0

    OokuboTact 大久保(中二病中年) @OokuboTact 東浩紀のデビュー論文「ソルジェニーツィン試論(確率の手触り)」を読んでいるけど、何を言っているのかさっぱりわからん。何でこんな不毛な読書を自分はしているのだろう。やたら「ユークリッド」と「非ユークリッド」という単語が出て来る。意味不明 #ポストモダン 2017-12-09 11:01:41 OokuboTact 大久保(中二病中年) @OokuboTact 東浩紀のデビュー論文「ソルジェニーツィン試論(確率の手触り)」は、東浩紀が柄谷行人に直接持っていて、採用されて雑誌掲載されたそうだ。だから柄谷行人色が強い。 2017-12-09 11:03:46

    非ユークリッド的ポストモダンと動物化する郵便的不安2.0