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ドラえもん世界の時間理論についての考察
ドラえもんの第1話やツチノコ、無人島の話などを紐解くと、時間干渉が成功するケースと失敗するケース... ドラえもんの第1話やツチノコ、無人島の話などを紐解くと、時間干渉が成功するケースと失敗するケースがあることがわかります。 ここでは、筆者がTwitterに投稿した議論をたどりながら、ドラえもんの世界ではどのような時間理論に基づいたタイムトラベルが行われているのかを考察します。 この記事を読むことで、ドラえもん世界の時間軸では、なぜ「親殺し」が起こりうるのか、そして、なぜそれがパラドックスとなり得ないかを考えるキッカケになります。 ほとんどの場合、未来の出来事は確定しているドラえもんの世界では、基本的に、未来や過去からの干渉があった場合、それを既知として現在が構成されている。つまり、「親殺しのパラドックス」が成立しないのは、ある時間に親が生きている=いかなる時間からも「親殺し」の干渉が行われなかった、ということである。 — 大野 駿太郎 (@doraneko_b1f) 2017年11月11日