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私には、すでに生きる価値はあったのだ
2012年4月、ワルシャワでの仕事を終えた私たち夫婦は、アウシュヴィッツ強制収容所を訪問するために午後... 2012年4月、ワルシャワでの仕事を終えた私たち夫婦は、アウシュヴィッツ強制収容所を訪問するために午後8時発の列車でクラクフへ向かいました。 ワルシャワを発ってしばらくのうちはビルの灯りが見えたのですが、じきに窓の外は墨を流したような闇に包まれてしまいました。どうやらあまり郊外は広くないようです。私は、外の景色を眺めるのをあきらめ、本を開きました。 洋書ファンクラブのほうでご紹介していますが、アウシュヴィッツ強制収容所のサバイバーによる回想録です。 これまでにも書籍、ドキュメンタリー、映画で学んで来た歴史ですが、本の描写には読者を第二次世界大戦中のアウシュヴィッツに引きずり込む生々しさがあります。 共産主義時代の名残りがある列車は轟音をたてて時おり激しく揺れますが、闇の中を進んでいるためか前に向かうスピードは感じません。たった三時間の旅なのに、時間が止まっているような感覚すら覚えました。
2012/05/22 リンク