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愛について──符合の現代文化論(6) 符合のショートサーキット(1)|さやわか
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愛について──符合の現代文化論(6) 符合のショートサーキット(1)|さやわか
過去3回にわたり、70年代以降の少女漫画について考察してきた。いずれも旧来的な固定観念からの脱却を目... 過去3回にわたり、70年代以降の少女漫画について考察してきた。いずれも旧来的な固定観念からの脱却を目指すもので、記号と意味の1対1の符合に齟齬をもたらすことを目指した作品だった。 齟齬を推し進める少女漫画は、日本人のジェンダー意識や恋愛観、結婚観の変化に伴って見られるようになった。しかしその進歩的な意識は、やがて新たな問題に直面する。恋愛や結婚について自由な考え方を持てるようになった結果、人々はかえって何を基準に恋愛や結婚をすればいいのかわからなくなってしまったのだ。 1987年に出版された村上春樹の小説『ノルウェイの森』(講談社)以降、「純愛」をテーマにした作品が絶えず人気を集めるようになったのも、何をもって純愛とするのかがわからなくなったことの裏返しだと言える。現代人は自分の行うセックスや結婚に愛情が伴っているかどうか、常に内省し、また不安を感じるようになった。その結果、彼らは、恋愛や