スーダン軍事評議会、AUとエチオピアに民政移管の提案統一を要請

スーダン首都ハルツームの北西約60キロにあるアブラクで開かれた集会で、支持者らに応える軍事評議会のモハメド・ハムダン・ダガロ副議長（中央）と準軍事組織「即応支援隊」の司令官ら（2019年6月22日撮影）。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【6月24日 AFP】4月のクーデター後にスーダンを暫定的に統治している軍事評議会は23日、民政移管に向けて外交努力を展開しているアフリカ連合（AU）とエチオピアに対し、文民政権樹立までの青写真を統一するよう要請した。 民政移管を求める抗議デモの指導部によると、民間人主体の統治機構を設置するというエチオピアの提案に、軍事評議会側は難色を示している。 4月の軍事クーデターでオマル・ハッサン・アハメド・バシル（Omar Hassan Ahmed al-Bashir）前大統領が失脚したスーダンでは、実権を握った軍事評議会と、抗議デモ指導部との対立