IBS提供(c)NEWSIS 【04月29日 KOREA WAVE】ダイヤモンドは高温・高圧条件でのみ生産されるという常識を、韓国の研究チームが覆した。 韓国・基礎科学研究院(IBS)のロドニー・ルオフ(Rodney Ruoff)多次元炭素材料センター長が率いる研究チームが、ガリウム、鉄、ニッケル、シリコンから成る液体金属合金を使って、1気圧という状況においてダイヤモンドを合成することに成功した。IBSが25日、明らかにした。1気圧内での生産は過去に例がない。 ダイヤモンドは優れた熱伝導性と固さ、耐化学性を持つ炭素物質。電子機器の熱伝導体、半導体の温度上昇を防止する放熱装置など活用度が高い。だが、大半のダイヤモンドは摂氏1300度~1600度の高温と標準大気圧(1気圧)の5万倍~6万倍に達する高圧条件のみで合成される。 高温・高圧条件を維持するための圧力セルは大きさが制限され、合成可能なダ