インド、コロナで大打撃のモルディブに260億円融資へ 中国に対抗か

モルディブの首都マレで、写真撮影に臨む（左から）イブラヒム・アミール財務相とアブドラ・シャヒド外相、インドのサンジェイ・スディール対モルディブ高等弁務官、インドステイト銀行のバラト・ミシュラCEO。インド外務省提供（2020年9月20日撮影）。(c)AFP PHOTO / India's Ministry of External Affairs (MEA) 【9月22日 AFP】インド政府は20日、インド洋の島国モルディブに対し、新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた経済の再建支援として2億5000万ドル（約260億円）を融資すると発表した。南アジアで経済的影響力を強める中国に対抗する狙いがあるとみられる。 主要な東西海上交通路上に位置し、1192の島から成る島しょ国のモルディブは、高級リゾートとして観光業が有名だが、新型ウイルスのパンデミック（世界的な大流行）で休止していた国際線の運航が