マイクロソフトＣＥＯ、グーグル検索の支配力がＡＩでも有利に働く

米アルファベット傘下グーグルの検索事業を巡る反トラスト法（独占禁止法）訴訟で米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者（ＣＥＯ）は２日、連邦地裁で証言に臨み、グーグルが検索市場における支配力を新しい人工知能（ＡＩ）関連ツールにも広げる恐れがあると警告した。 ナデラ氏は、グーグルが新しいＡＩベースの検索を競合相手より優れたものにするため、使用できるコンテンツの排他的権利について、検索広告から得られる巨額の利益を利用してパブリッシャーに支払うことで、足元のリードを加速させる恐れがあると述べた。 この証言は、マイクロソフトが自社検索エンジン「Ｂｉｎｇ（ビング）」のＡＩ版でグーグルに先行していた２月にナデラ氏が主張した内容と対照的だ。当時、ナデラ氏はＢｉｎｇが市場で復活しグーグルに不快感をもたらす手段として生成ＡＩに言及していた。

[eagleyama]

話題になったわりには、すぐ追いつかれちゃった感。リスティング広告なくなる分、どうするのかわからないけど。