エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
RESEARCH ゲノム・言語・音楽からヒトの歴史を探る
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
RESEARCH ゲノム・言語・音楽からヒトの歴史を探る
約20万年前にアフリカで誕生したヒト(ホモ・サピエンス)の共通祖先は、その後世界中に拡散して多様化... 約20万年前にアフリカで誕生したヒト(ホモ・サピエンス)の共通祖先は、その後世界中に拡散して多様化した。民族集団の移動や混血の痕跡は、今を生きる私たちのゲノムの中に共通性と多様性として刻み込まれている。ヒトの文化も同様に世界中で多様化している一方、そこには普遍性も見られる。特に言語では、音声、文法、語彙、意味等さまざまな側面からそれを見ることができる。ゲノム解析によりヒトの歴史を生物学から調べている私にとって、文化の多様性と共通性は魅力的な材料である。 2001年に国際コンソーシアムで最初のヒト・ドラフトゲノムが解読されてから20年近く経った。今や世界中の様々な民族のゲノムのみならず、遺跡から出土した古い人骨に僅かに残ったDNAから得たゲノム情報を用いて、民族集団の多様性の歴史を再構築する研究が盛んになっている。現代は、こうしたゲノムのビッグデータを用いて、統計学的にヒトの歴史の解明に迫る