暗号資産とAIが莫大な電力を消費…データセンターの消費量は今後7年で3倍に

電力需要は長年にわたって横ばいだったが、暗号資産とAIによって電力使用量はとんでもない規模になるだろうとエネルギーの専門家が述べた。 アメリカでは今後7年間で、データセンターの消費電力が3倍になると予想されている。 クリアビュー・エナジーのティム・フォックスは、｢電力セクターは『ニューノーマル』に直面している｣と語った。 人工知能（AI）と暗号資産（仮想通貨）に対する熱狂は市場に波及しているだけではない。電力セクターをも揺るがしている。 データセンターとは、基本的に複雑なコードを24時間365日、絶え間なく実行する巨大なコンピュータで満たされた倉庫のことを言う。AIと暗号産業は、そこで稼働しているが、当然のことながら、大量の電力を必要とするため、送電能力の限界まで迫っている。 ｢電力セクターは『ニューノーマル』に直面している｣とクリアビュー・エナジー（ClearView Energy）のマ