耳でも味わう映画 ２０日から名古屋で「ボイド・サウンド」上映会：中日新聞Web

映画の音量を上げたり小さな音響をクローズアップしたり、「音」にこだわった企画「ボイド・サウンド映画祭」が二十日から六月九日まで、名古屋市東区の名演小劇場で開かれる。映画祭を監修する映画・音楽評論家の樋口泰人さん（６５）は「以前の作品が全く違う映画のように感じる。名古屋初の催しを楽しんでほしい」と呼びかける。 映画館の音響設備を使ってバックミュージックなどのボリュームを上げ、場内の響きを確かめながら「作品と会場にベストなバランスの音を探すのがボイド・サウンド」と樋口さん。大音量だけでなく、食事シーンの食器の音や鳥のさえずりなど、通常の上映では聞き逃すような音もキャッチできるという。

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「以前の作品が全く違う映画のように感じる。名古屋初の催しを楽しんでほしい」（樋口泰人さん）。「マッドマックス　怒りのデス・ロード」「AKIRA」「パプリカ」など。https://twitter.com/meien_nagoya/status/1513002111298322441