集う山車と人 蒲郡、三谷祭４年ぶり通常開催：中日新聞Web

蒲郡市三谷（みや）町の伝統の三谷祭が１４日、八剱神社で始まり、地域住民が境内で踊りを奉納した。１５日まで。 町内の八剱神社と若宮神社の例大祭で、１６９６年に始まったとされる。新型コロナウイルス禍で中止や無観客開催が続いたが、今年は４年ぶりの通常開催。高さ約５メートルの山車（やま）４台が八剱神社前に集い、「区」と呼ばれる町内の６地区の住民が順番に境内に入った。 各地区が踊りを奉納し、上（あげ）区は素戔嗚尊（すさのおのみこと）など６人の神による「素戔嗚の舞」を披露。面をかぶった男衆が円陣を組んで並び、太鼓と笛の音に合わせ、両手を広げたり、短刀を掲げたりする舞を演じた。北区の七福神踊りや中区の連獅...