重文の三国港突堤 上部のコンクリ、荒波で破損：日刊県民福井Web

国重要文化財（重文）に指定されている坂井市の三国港突堤（通称・エッセル堤）で、防波堤の役割を持つ上部のコンクリートが日本海の荒波を受け、４０メートルにわたり破損したことが分かった。九頭竜川河口を航行する漁船に影響が出る恐れがあるなどとして、施設管理者の県は早期復旧を目指している。破損箇所は重文に当たらないものの、復旧には文化庁との調整が必要とみられ、県は「毀損（きそん）届」を提出する方向で調整している。 「三国防波堤」は長さ５１１メートルのエッセル堤と、その先に延びる新堤で構成する。全長は９２７メートルに及ぶ。現場は三国サンセットビーチから３７０メートル地点。幅１・５メートル、高さ１メートルのコンクリート製の構造物が波に押し出されてずれ、通路をふさいでいる。 県福井港湾事務所の職員が１１月２２日、週１回のパトロールで発見し、看板とバリケードで注意を促している。同事務所によると、この構造物の

[mikawa_1964]

「破損箇所は重文に当たらないものの、復旧には文化庁との調整が必要とみられ、（福井）県は『毀損届』を提出する方向で調整している」http://www.zenkenfukui.jp/inheritance/mikuni.php