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竹工芸――西欧での人気が日本の伝統芸術の形を変える
長年にわたり鎖国状態にあった日本が19世紀半ばに開国すると、西欧の商船は日本の珍しい美術品を積み... 長年にわたり鎖国状態にあった日本が19世紀半ばに開国すると、西欧の商船は日本の珍しい美術品を積み込んで急いで母国へと戻った。当時、ロンドンやパリの民間のアートギャラリーや骨董(こっとう)品を扱う店舗には、日本の木版画や書道、陶磁器があふれていた。 しかし、今にして思えば、そこになかったからこそ逆に人目を引いた伝統工芸がある。竹を編んで作る竹かごだ。 当時、竹編みはまだ、それによって生み出される縄、調理器具、かご、箱といった実用的な道具との関連でしか見られていなかった。竹工芸は、数十年にわたる熟練の技が求められ、数世紀の伝統が編み込まれているにもかかわらず、その時代の人々の間でやりとりされ、一流の芸術とはみなされなかった。 中国から自分の作品に署名する慣行がもたらされていたが、竹工芸家たちは日本人の名前によって作品の価値が損なわれることを恐れ、署名すらしなかった。
2018/09/15 リンク