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「ものを書く」行為に突き動かされる理由ー『この父ありて 娘たちの歳月』梯久美子|本の山|KIKI
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「ものを書く」行為に突き動かされる理由ー『この父ありて 娘たちの歳月』梯久美子|本の山|KIKI
女性がものを書くということは、どういうことか。そのことについて長く関心を持ってきた著者が、九人の... 女性がものを書くということは、どういうことか。そのことについて長く関心を持ってきた著者が、九人の女性作家を「父」という切り口で書いたのが本書だ。対象となるのは、修道女の渡辺和子、歌人の齋藤史、作家の島尾ミホ、詩人の石垣りん、詩人の茨木のり子、小説家の田辺聖子、歌人・作家の辺見じゅん、小説家・随筆家の萩原葉子、作家・詩人の石牟礼道子。作品を何冊か読んだことがある人もいれば、全く手に取ったことのない人もいる。知っている人からページを捲りたい気持ちをおさえ、順を追って渡辺和子の章から読み始めた。 1927年、和子が生まれた当時、父・渡辺錠太郎は旭川第七師団長だった。9歳の時に二・二六事件に遭遇。和子は物陰に隠れており無傷だったが、父は銃殺されてしまう。とはいえ本人曰く、こころに残ったのは恐怖ではなく、自分があの場に居合わせて本当に良かったという気持ち。「私は父の最期のときを見守るために、この世に