70年代少女漫画、名作誕生の現場から：『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』笹生那実──「モダン・ウーマンをさがして」第23回

64歳の漫画家が描く、若きアシスタント時代の思い出いまから20年近く前、私がロンドンに住んでいた頃のこと。ある日、水道管の工事にやってきたおじさんが部屋のレコード棚に目をとめて、「音楽好きなの？ 俺あのレーベルで働いてたんだよね～」と、90年代に音楽業界で大騒ぎしていた日々の思い出を聞かせてくれたことがあります。同じ頃、大学の講座で家具作りを学んでいた友達は、先生が70年代に一世を風靡した超有名バンドのメンバーだったと言っていたっけ。 人生のある時期、伝説的な現場のど真ん中でエキサイティングな経験をしたけれど、現在はそれとは関係のないお仕事をしたり子育てや介護に力を注いだりしている人は、世界中どこの国にもたくさんいるはずです。「平凡な一市民です」という顔をして穏やかに毎日を生きている人が、実はすごいエピソードを持っていたりするんですよね。 このたび『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫

[kukky]

最初の掲載画像、なぜ『天人唐草』ｗｗｗと目が行きがちだけど、各先生の画風完コピだし、ざっくり描いてるコミックスがオリジナル1巻表紙になってたりと、情報量が多くてやばい

[gryphon]

“18歳でデビューを飾り、プロ漫画家兼アシスタントとして活躍した後、子育てのために32歳で商業漫画家を引退。1995年に亡くなった盟友・三原順先生の作品の復刊を求める活動に携わり…”

[tigercaffe]

購読決定。

[TACOMIC]

＃蛸ゆバ　＃蛸十◆アシ先の先生がアシ経験者だったりすると、思いがけぬ大御所の過去話が聞けたりするのです(伝聞の更に伝聞だったりもするので他言はしませんが)。漫画制作現場の地層を掘る思いがしたものです蛸。

[kissenger8]

“『薔薇はシュラバで生まれる』は、登場する漫画家先生やその作品のことを知っているほうが楽しめる思い出エッセイ漫画ではありますが、ブックガイドとして新たな出会いを生むポテンシャルも”

[kiku72]

“薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記”