【視点】刑事司法の過剰介入は介護現場に何をもたらすか

―特養あずみの里裁判の場合― 今井 恭平（ジャーナリスト） さる３月25日、長野地方裁判所松本支部において、「業務上過失致死」事件裁判の判決が言い渡された。「被告人を罰金20万円に処する」野澤晃一裁判長が主文を読み上げると、傍聴席を埋めた人たちから、失望と憤りの嘆息がいっせいに漏れた。 特別養護老人ホームで起きた入所者の急変・死亡に対し、准看護師の刑事責任を認めて有罪としたこの判決は、介護・医療にかかわる人なら無関係ではいられない問題を投げかけている。 ▪特養ホームでの入所者の急変 異変が起きたのは、２０１３年12月12日。長野県安曇野市の特養老人ホーム「あずみの里」で、入所者のＫさん（85歳）がおやつのドーナツを食べた直後に意識を失った。居合わせた職員がただちに救護処置を行い、救急車で松本市内の総合病院へ搬送されたが、意識が回復しないまま、約１カ月後に亡くなった。 警察は、Ｋさんが亡くな

[T-anal]

逆転無罪になったね。良かったね。そもそもこんな訴訟リスクもあるようなハイリスクな仕事なのに薄給ってのがおかしいよなあ。

[rascalrascal]

無理筋な判決に見えるのですが。