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なぜ今も「GRシリーズ」は売れ続けるのか?
カメラが売れない、もうスマホで十分と言われるようになって早何年が経過したでしょうか。その状況を反... カメラが売れない、もうスマホで十分と言われるようになって早何年が経過したでしょうか。その状況を反映してコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の新製品はすっかり減り、カメラメーカーもミラーレス一眼に注力するようになりました。 ところが7月のある日、GRの限定モデルである「RICOH GR IIIx Urban Edition」のお知らせを見て、びっくりしました。「2022年7月22日に発売を予定しております『RICOH GR IIIx Urban Edition』につきまして、当初の想定を大幅に上回るご予約をいただいており、製品のお届けにお時間をいただく場合がございます」。私が見た範囲では2カ月待ちとなっていたところもありました。 デジタルGRだけでも、コンセプト発表からだと約20年の歴史があるGR。現在、販売されているのは「GR III」(35mm判換算で約28mm相当)と「GR IIIx」