“押し心地”が自動で変わるボタン キーボードやゲームコントローラーに応用 未来大が開発

このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」（シームレス）を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: ＠shiropen2 押しボタンは、操作の明快さや設計上の利便性から、多様な家電製品や情報機器に広く使用されている。しかし、これまでの押しボタンは、おのおの固有の押し心地を持ち、これを柔軟に調整することは難しかった。 この研究では、既存の押しボタンと置き換え可能な、押し心地を動的に変えられるデバイスを提案している。これにより、使用者へのフィードバックをより繊細かつ多様に提供することが期待できる。例えば、機械操作において確かな操作感の提供や、キーボード使用時の誤入力の減少や疲労軽減など、使用シーンに応じて押し心地を調整することが有益である。 このデバイスは、操作部

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PS5のアダプティブトリガーとかとはまた違うのか？まぁあれに「クリック感」はない。

[Seamless]

押しボタンに内蔵のネオジム磁石とリニア振動アクチュエータが「押下圧」と「クリック感」を変更し押し心地(重さ,深さ,カチッといった感触など)を動的に変える。PCキーやゲームに応用