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福島第1 トレンチ内凍結せず/規制委会合 “凍土壁成り立たない”
東京電力福島第1原発で2、3号機の原子炉建屋から海側に延びる地下のトレンチ(トンネル)にたまる高... 東京電力福島第1原発で2、3号機の原子炉建屋から海側に延びる地下のトレンチ(トンネル)にたまる高濃度放射能汚染水を凍らせる工程がうまくいっていないことが7日、明らかになりました。同日開かれた原子力規制委員会の専門家会合で、東電が報告しました。 規制委や専門家から「(地下地盤を凍らせる)凍土壁も事実上、成り立たない」「凍土壁の信用性にもかかわる」などの意見が相次ぎました。 2号機と3号機の原子炉建屋地下などにたまる高濃度汚染水の一部は、海側の地下22メートルに埋まっている「トレンチ」と呼ばれるトンネル内に約1万1000トン流れ込んでいます。東電は、汚染水が海に流出するのを防ぐため、建屋とトレンチの接合部内に凍結管を差し込んで汚染水を凍らせ、建屋からの流れを止めた上で、トレンチ内の汚染水を抜き取る計画です。 しかし、4月末から凍結を始めたものの、1カ月半たっても凍らないため、凍結管を増やすなど
2014/07/10 リンク