走る市民が防犯に一役 「ランパト」登録者600人超 群馬・安中市 | 上毛新聞社のニュースサイト

「日本マラソン発祥の地」とされる群馬県安中市が昨年度から取り組んでいる市民によるランニングパトロール事業の登録者が増えている。一年足らずで600人を超えた。市が無償提供する専用のオリジナルTシャツを着て、市内を自主的に走る“見せる防犯運動”で、安心安全な地域づくりの推進に一役買っている。 ランニングやウオーキングを日常的に行っている市民にそろいのTシャツを着てもらい、普段の運動の際にあいさつや声かけに取り組んでもらう。児童の安全確保や市民の防犯意識の醸成を図り、安全・安心できる地域づくりを目指すことが目的だ。 市によると、昨年度末時点で644人の市民から賛同が得られ登録。個人での申し込みのほかに、団体でもあり、「市民の地域貢献意識や地域におけるコミュニケーションの活発化も感じている」（市担当者）という。本年度に入ってからもすでに登録があり、さらなる増加が見込まれるという。 個人で無理なく活