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現代語訳『三州奇談』 その13「異類守信」 - はてな版 金沢と『三州奇談』
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現代語訳『三州奇談』 その13「異類守信」 - はてな版 金沢と『三州奇談』
現代語訳『三州奇談』 その13「異類守信」 堀麦水の『三州奇談』は、近世中期に成立した加越能の奇談... 現代語訳『三州奇談』 その13「異類守信」 堀麦水の『三州奇談』は、近世中期に成立した加越能の奇談集である。今回はその13「異類守信」(巻之四)の現代語訳である。 「訳」 加賀藩の年寄・長家は、長谷部信連を始祖として続いており、連竜の武名は北国に知られ、加賀藩の家臣として三万三千石の所領をもっている。この家のことは別の書に詳しいので略する。 ただ長家には、ほかの家とは違っていることが多い。第一に鷹狩りを禁じている。これには理由があり、信連が戦場で道に迷い食料が無くなった時、野狐があらわれて道を教え、食べ物を手にできて、戦功をあげた。このため長家では今も五口の扶持で狐を飼い、係りの下僕がいる。 延享の頃、大事にしていた鶉を食い殺されたことがあり、狐の仕業に違いないと、主人が立腹し、五口の扶持をとりあげた。すると翌日年とった狐が四匹出てきて、一匹の若狐を食い殺し、これを捧げて庭にうずくまり、罪