阪急電車の混み具合、スマホで「見える化」 「快適に乗車を」神戸、宝塚、京都線でサービス開始

阪急電鉄は２６日、神戸、宝塚、京都各線の大阪梅田方面行き電車などを対象に、最も混む区間で予想される車両ごとの混雑度をスマートフォンで確認できるサービスを始めた。「かなり混み合っています」から「座席に空きがあります」まで６種類のアイコンで表示する。混む電車を避けて快適に乗車してもらう狙い。 ２０２２年に一緒に実証実験を行った東京工業大の技術を使った。２３年１１月～今年１月に、十三、淡路両駅に置いた混雑解析装置で、乗客が持つスマホの近距離無線通信「ブルートゥース」信号を取得。高速度カメラで撮影・計測した乗車人数を組み合わせ、人工知能（ＡＩ）で解析したデータを活用した。曜日や時間帯ごとの混雑の傾向を反映させているという。

[katamachi]

阪急電鉄は、大阪梅田方面行き電車などを対象に、最も混む区間で予想される車両ごとの混雑度をスマートフォンで確認できるサービスを開始。