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教義の中の近代—道院・世界紅卍字会の教義形成の研究—(宮田 義矢) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
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教義の中の近代—道院・世界紅卍字会の教義形成の研究—(宮田 義矢) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
本論文は、中華民国期の代表的な民間宗教教派(以下、民間教派)・慈善団体である道院・世界紅卍字会の教... 本論文は、中華民国期の代表的な民間宗教教派(以下、民間教派)・慈善団体である道院・世界紅卍字会の教義を生成的・動態的に把握することを通じて、そこに散見する公益性の強調と、「宗教性」の回避という特徴的な言説が、中国社会で論争を伴いながら規範的な枠組みとして形成されつつあった「宗教」・「迷信」の用語・概念を内面化し、同時にそこから逃れ出ようとする試みであったことを論証するものである。 民間教派は、中国宗教の確たる一領域をなすにも関わらず、従来の研究においては、反動的・反社会的なものとみなされがちであったが、民国期諸教派の社会活動(慈善)や主張(宗教普遍主義)に近代性の兆しを見出す近年の「救世団体」論に代表されるように、そのイメージの再把握が試みられている。しかし、この新たな研究動向においても、民間教派の教義は、無内容な、前近代的なものとして一顧だにされないという問題が残る。これに対して本論文は