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生物学・認知科学に基づいた宗教理論および宗教思想の研究(藤井 修平) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
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生物学・認知科学に基づいた宗教理論および宗教思想の研究(藤井 修平) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
本研究は、生物学、認知科学の知見を用いた宗教についての理論を指す「科学的宗教理論」を対象とし、20... 本研究は、生物学、認知科学の知見を用いた宗教についての理論を指す「科学的宗教理論」を対象とし、20世紀末から21世紀にかけて科学的宗教理論が宗教学の分野に現れたことが、理論的・社会的・宗教的にいかなる意味を持っているのかを解明することを目的とする。科学的宗教理論における「科学的」の語は客観的に規定される意味での科学ではなく、自らが科学であることを強調しているという意味で用いる。 そのような研究が必要な理由は、日本と北米における宗教学の20世紀末以降の研究状況を分析すれば明らかになる。双方の地域においてミルチャ・エリアーデの宗教学は大きな影響を有していたが、1980年代になると彼への批判が行われ始め、それは宗教学のアイデンティティをめぐる議論に発展していった。その過程で、「科学」のみが客観的な知を生みうるとするモダニストと、いかなる研究にもそれに携わる人間の社会的・政治的状況が反映されている