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『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』 - 明治座 公式サイト
歌舞伎スペクタクル『不死鳥よ 波濤を越えて―平家物語異聞―』 文治元年の春遅く、平家が壇ノ浦の戦いで... 歌舞伎スペクタクル『不死鳥よ 波濤を越えて―平家物語異聞―』 文治元年の春遅く、平家が壇ノ浦の戦いで滅び去ってから早ふた月。仮内裏として栄えた屋島も見る影もなく廃虚と化しています。そこで見果てぬ悪夢にうなされながら目を覚ましたのは、新中納言平知盛。知盛は壇ノ浦の合戦の最中、落命寸前のところを宋の水軍の将、楊乾竜に助けられ、密かに一命をつないでいました。乾竜は名将として知られた知盛を宋に連れていくことを画策し、迫りくる源氏の追手から逃れようやく唐戸の浜まで辿り着きました。そこで、深く心を通わせた若狭と再会できたのですが、現れた宋の船は女人禁制の掟。知盛は大いに苦悩すると、若狭は美しい姿で舞い始め…。 昭和五十四年二月に梅田コマ劇場で、植田紳爾作・演出、三代目市川猿之助(現市川猿翁)主演で初演されました。壇ノ浦の戦いで戦死したとされる平知盛が海を渡り、幻の都ローランに落ち延びたという大胆な設定
2023/05/18 リンク