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チアミン欠乏症 - 09. 栄養障害 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
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チアミン欠乏症 - 09. 栄養障害 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
執筆者:Larry E. Johnson, MD, PhD, University of Arkansas for Medical Sciences チアミン欠乏症(脚... 執筆者:Larry E. Johnson, MD, PhD, University of Arkansas for Medical Sciences チアミン欠乏症(脚気を引き起こす)は,白米または高度に精製された炭水化物を常食としている発展途上国の人,およびアルコール依存症患者で最もよくみられる。症状としては,びまん性の多発神経障害,高拍出性心不全,ウェルニッケ-コルサコフ症候群などがある。欠乏症の診断および治療を補助するために,チアミンが投与される。 チアミンは食事から,特に全粒穀類,肉(特に豚肉およびレバー),栄養強化シリアル製品,ナッツ類,豆類,およびイモ類(ビタミンの供給源,機能,および作用の表を参照)から幅広く摂取可能である。チアミンは,炭水化物,脂肪,アミノ酸,ブドウ糖,およびアルコールの代謝に関与し,中枢および末梢神経細胞ならびに心筋の機能において特に重要である。 チアミン