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奈良の富雄丸山古墳に案内板お目見え 歴史研究家の吉村さん寄付で設置|奈良新聞デジタル
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奈良の富雄丸山古墳に案内板お目見え 歴史研究家の吉村さん寄付で設置|奈良新聞デジタル
国内最大の蛇行(だこう)剣や類例のない盾形銅鏡などが出土し、考古学ファンらの関心を集める奈良市丸山1... 国内最大の蛇行(だこう)剣や類例のない盾形銅鏡などが出土し、考古学ファンらの関心を集める奈良市丸山1丁目の富雄丸山古墳(4世紀後半)周辺に、古墳の位置を示す「観光案内板」がお目見えした。市在住の歴史研究家吉村升平さん(82)から受けた50万円の寄付をもとに、市が先月末までに5カ所設置。看板の形も「盾形」にしたり、矢印も「蛇行」させるなどユニークなど目印となっている。 吉村さんは市出身。奈良育英高校で日本史の教鞭を取った後、稼業を継ぎ28歳で栄光金物(奈良市帝塚山6丁目)などの代表取締役に就任したが、20年ほど前から時間をつくり各地の遺跡や城郭、文化財を巡り歴史研究家としても知られるように。 富雄丸山古墳については過去に盗掘されるなどし、出土物が奈良市で展示・保管ができていないことに「忸怩(じくじ)たる思い」を抱いていたといい、あらためて全容を調査するように市などに働きかけていた。 同古墳は