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第1章 湯治場としての温泉 - 「本の万華鏡」第23回「本から広がる温泉の世界」
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第1章 湯治場としての温泉 - 「本の万華鏡」第23回「本から広がる温泉の世界」
温泉地は、現在では一種の観光地としてとらえられることが多いですが、もともとは湯治をする場所でした... 温泉地は、現在では一種の観光地としてとらえられることが多いですが、もともとは湯治をする場所でした。湯治とは、温泉に入ることを通じて病気の治療や健康の回復を図ることです。時代や個々の温泉によって差がありますが、湯治を行う期間や入浴作法などはおおむね決まっていました。たとえば、中世にはすでに7日間を一廻りと数えて最小単位とし、少なくとも三廻り(21日間)は湯治を行うべきであると認識されていました。 湯治場としての温泉は、古代の歴史書や地誌に登場するほどに古く、中世から近世を経て、さまざまな形で温泉文化を開花させてきました。 広重が描いた「六十余州名所図会 伊豆 修禅寺湯治湯」 天皇の温泉行幸といにしえの温泉風景 日本の温泉利用については、記録が残っているだけでも、約1300年も前にさかのぼることができます。かつては「湯」や「温湯(ゆ)」なども温泉を指す呼称として使われていました。 各地で風土を