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【暗黒をも頽廃をも受け入れる犯罪都市とその狩人】 【「ポリコレを無視した」わけではない】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【暗黒をも頽廃をも受け入れる犯罪都市とその狩人】 先日配信開始した『シティハンター』(と『T・Pぼん』)を見るためにNetflixを再開しました。 シティーハンター 1巻 (ゼノンコミックス) 作者:北条司 コアミックス Amazon T・Pぼん(タイムパトロールぼん)(1) (ビッグコミックススペシャル) 作者:藤子・F・不二雄 小学館 Amazon で、さっそく見たのだけれど、これが評判に違わぬハイクオリティ。このところ、『沈黙の艦隊』(秀逸!)や『ゴールデンカムイ』(傑作!)など、とてもまともに実写映像化で
【問題解決の三つのプロセス】 【もしあなたが「モテたい」のなら】 【ほかの場合でも解決策は同じ】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【問題解決の三つのプロセス】 この記事は面白かった。 「タスク管理」という技術がある。 端的に言うと、大きな仕事は小さく分けて処理しよう、と言う発想をもとに、「あいまいな状態の仕事を、明確に定義された小さな仕事に分割し、実行可能にする」技術だ。 この「小さく分けて処理」する技術は、ある意味人類の偉大な発明であり、大抵の難易度の高い仕事にこの技術を使うことができる。 数学の問題。 実験プロトコル。 プログラミングやシステム開発。 企業再生。 巨大な橋をかけること。 人間を遠い宇宙に送り込んだりすること。 こ
【本文】 【さいごに】 Everything should be made as simple as possible, but not simpler. ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない。 アインシュタイン 【本文】 ありがたい。「チッ、1位の奴しぶといな」とか思ってたけど普通にめちゃ面白い記事だった。みんな読んでほしいhttps://t.co/4luQZ2b65Y https://t.co/UENi3VEb5Q — 黒猫ドラネコ (@kurodoraneko15) 2024年5月3日 ドーモ、その1位の奴です。 あまり正面から褒められることがないので(貶されることはたくさんある)、自分の記事を肯定的に評価してもらえると嬉しいですね。 わざわざ拡散していただいてありがたいかぎり。ほんとうは自分のブログでも取り上げておくべきだよなーといまさらながら
【作家と作品を分けて考えることはできるのか?】 【Fanaticな思い入れが人をファンにする】 【「推し活」とは違うあり方で人と向き合う】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【作家と作品を分けて考えることはできるのか?】 ジャーナリストの佐々木俊尚さんが「コロナ禍を機に、長年ファンだったあるアーティストの実像に失望してしまった。どうすれば良いのか」という内容の質問に対し以下の場所で答えていた。 実に難しい問題ですね。おっしゃっている喪失感は、わたしも良くわかります。近年のさまざまな世界的ニュースにからんで「え……この人がそんな発言してるの……」とガッカリしてしまうことがとても増えてしまいました。 (中略) とはいえ、若い世代の芸能人は
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) 作者:ニーチェ 光文社 Amazon 怪物と戦うものはその過程で自らが怪物とならぬよう気をつけよ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ。 『ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記』を読んだ。 ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記 1巻 (FUZコミックス) 作者:はまじあき,くみちょう 芳文社 Amazon タイトルからわかるとおり、アニメ化されて話題をさらった『ぼっち・ざ・ろっく!』の番外編で、本編の裏側を描く内容となっている。 ぼっち・ざ・ろっく! 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:はまじあき 芳文社 Amazon LIVE STAGE「ぼっち
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【「原作に忠実」とは?】 【原作の改変】 【作品のコアとは?】 【京アニの達成】 【さいごに】 【「原作に忠実」とは?】 もう皆さんご存知のことと思うが、『セクシー田中さん』などの作品で知られる漫画家の芦原妃名子さんが亡くなられた。自殺だったと報道されている。 セクシー田中さん(1) (フラワーコミックスα) 作者:芦原妃名子 小学館 Amazon また、その裏には作品のドラマ化に関するトラブルがあったことも語られている。 Twitterやnoteなどのソーシャルメディアではやれ脚本家が悪いの、いやプロデューサーが主犯だのと悪者さがしが行われているが、ぼくはその点に関してはいうべき言葉を持たない。 ぼくとしては一切の自制
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 「真のポケモン」? 『ポケモン』の保守性。 ラーメンとロックとサイエンス・フィクション。 野蛮さの魅力。 【さいごに】 「真のポケモン」? 「ポケモンのパクリ」とも「真のポケモン」とも呼ばれる日本発のインディーゲーム『パルワールド』が話題を集めている。 現状ではわずか3000円ちょっとで購入できるハードルの低さもあって、発売後わずか数日で600万本という凄まじい大ヒットを記録している。 国産インディーゲームでありながら世界に指さきがとどいたわけで、まさに歴史的快挙といって良いだろう。 しかし、その一方で露骨に『ポケモン』や『ARK』、『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』といった先行作品を模倣したとされる倫理的な「
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【毒を食む時代】 【禁酒法という高貴な実験】 【有毒快楽文化】 【毒と生きる】 【参考資料】 【さいごに】 【毒を食む時代】 毒を食むことについて考えている。 この場合の「毒」とは、ひとつの比喩で、人間にとって害があるもの全般を指す。 害があるのならふれなければ良さそうなものだが、ご存知の通り、わたしたちはしばしばあきらかに有毒なものに耽溺してしまう生きものだ。 からだに悪いとわかっていても夜ごと深酒してしまったり、あるいはポテトチップスやラーメンを食べ過ぎてしまったりした経験が一度もないという人はむしろ少数派だろう。 「毒」という概念をもっと広く捉えるなら、危険だとわかっていても不倫に溺れてしまったり、搾取的なホストク
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この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【ホス狂いという名の「病」】 【やめたくてもやめられない】 【問題の本質はどこにあるのか?】 【さいごに】 【ホス狂いという名の「病」】 「ホス狂い」という現象をひとつの「病」と捉えてみる。何が見えてくるか? ホストクラブ問題、「ホストに狂う女が悪い」「成人なんだから」みたいな話で切って捨てる人を相当数見たんだけど、詳しく追った話なんか読んでると、薬物依存の回復とかの話に近い感じするんだよな。で、依存させておいて性風俗で稼がせるまでがシステム化してることが問題なんだと理解してるんだが… — はなびら葵 (@hollyhockpetal) 2023年11月23日 「キャバに貢いだおっさんは救済されないだろ」って意見も見たけ
ことばの刃は、ときとして人を刺し殺す。 『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集) 朝日新聞出版 Amazon トップスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表した。 ご報告がございます。 これからも前を向いて進んでいきます。 宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8 — 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日 結婚発表直後の離婚であるが、その理由はマスコミのつきまといや不審者のストーキング行為、また(おそらくはネットの匿名での)誹謗中傷にあるという。 現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして私の親族、関係者に対しても誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声を
なぜ、わたしたちは人を差別するのでしょうか? ネットの俗語に「かわいそうランキング」という言葉があります。 元々は「白饅頭」こと御田寺圭さんがネットで提唱した言葉で、かれの著書『矛盾社会序説』でもその概念が説明されています。 矛盾社会序説 作者:御田寺圭 イースト・プレス Amazon つまり、この社会における弱者にはわりあいに「かわいそう」と感じられる人とそうでない人がいて、人はつい「かわいそう」と感じられる人(かわいそうランキングの高い人)にだけ同情してしまうという話です。 それはこの社会に「共感困難な弱者」がいるという話へつながり、そこからいわゆる「弱者男性論」が展開していきます。 世の中には色々な弱者がいるが、「かわいそうランキング」が上の弱者たちは援助や救済を受けることができる。その意味で「かわいそうランキング」が下の弱者男性たちこそがほんとうの弱者だというわけです。 御田寺さん
映画『ゴジラ-1.0』(以下『マイナスワン』)を批判する動画を見ました。 非常に面白い。 ある種の政治的観点からこの映画を批判する意見は当然、出て来ると思っていました。 単なる難癖に過ぎないような批判は無数にあるけれど、この動画はきわめてロジカルだし、非常に説得力がある感じ。 そしてその上で、まったく共感できない(笑)。 この動画は主に映画の「リアリティ」と「人間ドラマ」について批判しているのですが、物凄く丹念に批判されているにもかかわらず、ほとんど納得がいかない。 ほんとうに作品の本質が理解されていない、何ひとつ伝わっていないんだなあといっそ感心するくらい。 そしてまた、山崎貴という監督はほんとうに舐められている、あなどられているんだということもあらためて感じますね。 小説でもマンガでもそうだけれど、カルト的に「とがった」作家に比べ、一見して「わかりやすい」エンターテインメントを展開する
0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー [Blu-ray] ホアキン・フェニックス Amazon 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 かつて、かの天才劇作家シェイクスピアが生み出した復讐の王子ハムレットは極限の苦悩に際して呟いた。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be or Not to be, that is
「あの」ひろゆきが、相模原障害者殺傷事件をモデルにした映画『月』の感想を述べていた。 「弱者に優しい社会」と綺麗事を言って自己陶酔する人は多いですが、自分の手やお金を使って弱者を助けはしない。 彼らの本音は「弱者は見えないところでひっそり死んでほしい」 「障がい者でも生きる価値がある」と言いながら中絶で障害を持つ赤子を殺し、自分では育てない。https://t.co/cDtDBxKIg8 — ひろゆき (@hirox246) 2023年10月31日 まあ、いつものひろゆきというか、「ひろゆきならそう言うだろうなあ」という印象なので驚きはなく、むしろ得感がある。 そう、ひろゆきはいつも、この映画で描かれているような「偽善」と「綺麗ごと」を批判する。 ときに「論破王」といわれることがあるひろゆきは、多くの人が目を背ける社会の「矛盾」に目をつけ、それを指弾することでまわりからの注目を集めるのだ。
朝日新聞の「「エビデンス」がないと駄目ですか? 数値がすくい取れない真理とは」という記事が批判を浴びている。ネットではほぼ「炎上」状態である。 『「エビデンスに殴られている」 分断の道具に使われる客観性』 逆だろ逆。 「科学という棍棒で」と同様、「エビデンスで殴られた!」とかいう被害者ムーブかまして、理不尽を押し通して社会の分断を図っているのはオマエら。 このふざけた記事を24時間全文読めます。 https://t.co/AAr4ZyJOVH — 💙💛 k u r i t a 🐈⬛ 🐈 𓃭 𓃠 (@kuri_kurita) 2023年11月1日 「エビデンス」がないと駄目ですか? という朝日の記事。 ダメだよ。 エビデンスがないとき何をもって判断するのか。 権威だよ。その場の勢いだよ。暴力だよ。 くだらない話を垂れ流すな。 https://t.co/Om01qjInoq —
「ホス狂い」という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して「ホスト遊び」に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~(小学館新書) 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に「ホス狂い」は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう
このようなツイートを見かけた。 「強い女」概念、しばしば「わがまま」とか「男をいじめたりアゴでこき使う」になりがちで、まあある種の願望の発露なんだろうけど、「え~、君にとっての『強い』ってそういうことなんだ…」と思ってしまう。 それってサル山のボス的な強さであり、「有害な男らしさ」に属するものじゃないかなぁ。 — 新納 (@niinow_g) 2023年10月22日 ここから「強い女」を巡るやり取りが色々と広まっていったようだ。たとえばこういう話もある。 「強い女」、個人的には、正直なところ草薙素子とかエボシ様とかそこらへんの偉大なる前例が良すぎて、そこから発展させるのがすごく難しく感じる次第です(宮崎駿とか富野由悠季とか押井守とか庵野秀明とか幾原邦彦とかが描いてきた「強い女」の引力が強すぎるんだ! 助けてくれ!!!!) — 籠原スナヲ (@suna_kago) 2023年10月23日 「
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」とは、京極夏彦の百鬼夜行シリーズに登場する京極堂こと中善寺敦彦の決めゼリフだが、凡夫のわたしにはやはり不思議なことがある。 そのひとつが、ソーシャルメディアで活動しているフェミニスト、いわゆる「ツイフェミ」は、なぜああもオヤジ的になってしまったのだろうかということだ。 そもそも、フェミニストにとって傲慢で保守的なオヤジは天敵といってもいいくらいの存在であるはずである。 本来であれば、フェミニストの行動や言動がそういったオヤジを連想させることなどありえないし、あってはならないはずだ。 しかし、それにもかかわらず、じっさいにツイフェミのアクションは否応なくそういったオヤジたちに似ているとわたしは感じる。 「それはただおまえがそう思うだけだろ」といわれるかもしれないが、この手の意見はたまに見かけるものだ。 こっちの家父長制オヤジも、あっちのフェミニスト
Twitterで以下のように呟いたところ、ちょっと反響があった。 でも「「厭世的で皮肉屋で怠惰に見えるが実はすごい才能をもっており、不本意ながら大活躍してしまい周囲にチヤホヤされる」キャラ」を作ってもヤン・ウェンリーにはならないんですよね。ヤンの本質的魅力ってどこにあるのかというところはぼくはいまもはっきり言語化できません。 https://t.co/IBTFekZg4A — 海燕 (@kaien) 2023年10月9日 銀河英雄伝説(1) 黎明篇 創元SF文庫/田中芳樹(著者) ノーブランド品 Amazon 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) 作者:田中 芳樹 徳間書店 Amazon 銀河英雄伝説〈VOL.1〉黎明篇(上) (徳間デュアル文庫) 作者:田中 芳樹 徳間書店 Amazon 以下、このように続く。 ヤンの能力は「チート」ではないけれど「才能」ともちょっと違う気がする。「才
『セックス依存症になりました』の津原隆太さんがTwitterで以下のようなことをつぶやいていた。 立ちんぼや風俗で働いてる人たち。 実はめちゃくちゃ根性ありますよ。 そうじゃないと危険に身を晒してまで、好きでもない汚いおじさん、おじいちゃんにまで性的サービスなんてできません。 ただ自尊心は低く、その根性を正しい方向に使うことが出来なくなってしまっている人々だなと感じます。 — 津島隆太 (@Tsm_Ryu) 2023年10月3日 「過酷な作業に耐える根性はあるが、自尊心は低く、その根性を正しい方向に使うことができなくなってしまっている人々」。 こういった評価は「立ちんぼや風俗で働いている人たち」、すなわち違法ないし合法の「セックスワーカー」に対してしばしば向けられるものだろう。 いろいろな経験をしてきた結果、自分を尊重する心が低くなり、結果として「親からもらった自分のからだ」を大切にするこ
先日、ジャーナリストの佐々木俊尚さんがこのようなツイートを呟いていて、 どっちが善でどっちが悪かという二元論でなく、この議論が重要>「イスラエルにはイスラム組織ハマスの攻撃から自国を守る権利はあるが、自衛権の行使は国際法に従わなければならない」/EU外交トップ、パレスチナへの「集団的懲罰」は不当 イスラエルの自衛権認めるも https://t.co/kiHOOqhBlv pic.twitter.com/97Hsfn3f4o — 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2023年10月11日 それに対しこのような反応があり、 その論法はもう限界に来ていると思うな 佐々木氏の常にバランスを保とうするポジション取りは状況をさらに悪化させる恐れがある。特に宗教イデオロギーが背景にある場合は尚更である。 — 無知プー (@cmSRmbkDLjpprmL) 2023年10月13日 さらに佐々木
こんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風世界作品とかでそういうのは不思議と見ない気もしますね… — 理間 高広(COMITIA145 E35a"Strangeness") (@Rima_tk) 2023年10月3日 近年の日本の作品ではないけれど、テリー・プラチェットの『ディスクワールド』シリーズは「巨大な亀の背中に4頭の巨大な象に支えられ、ゆっくり回転する「円盤」」の上が舞台ですね。あと、タニス・リーの『平たい地球』は「地球が平らかなりし頃」の物語です。 https://t.co/w3JCwAajNP — 海燕 (@kaien) 2023年10月4日 ツイートしたあと思い出したのだが、ひかわ玲
よくいわれることだが、ここ数年、Twitterなどのソーシャルメディアにおける言論の過激化が凄まじい勢いで加熱しているように見える。 Twitterなんていつでもそういうものだろ、と思われるかもしれないが、10年前はたしかにもう少し落ち着いた場所だったはずだ。 それが、いつのまにか日本の分裂と対立を象徴するような過激な言論空間になってしまった。 もはやTwitterにおけるツイートが単なる「つぶやき」にしか過ぎないことなど、だれも記憶していないようだ。 その結果、タイムラインを見ているとココロが痛むのでほとんど利用しなくなってしまったのだが、たまにそこを見ているとひとつ思うことがある。 フィクションはしょせん人の心を涵養しないのだろうか、ということだ。もっとはっきりいってしまうなら、多数の素晴らしい内容のフィクションに日夜触れているはずのオタクや読書人が、まったく素晴らしい人間になっていな
フリージャーナリストの志葉玲氏がこのような記事を書いている。 ウクライナ侵攻が始まって以来、いわゆるリベラル/左派とされる知識人やメディアの中から、過剰にロシアを擁護したり、侵攻による被害国であるウクライナを批判したり、一刻も早い停戦のためウクライナ側に妥協を求めたりというようなことが、幾度か主張されてきた。これらの主張の欺瞞とも言える部分は、ウクライナを語りつつ、結局は米国の外交・安全保障政策を批判したいだけであったり、防衛費を大幅増額し改憲も目論むという岸田政権への批判だけであったり、国際社会の分断による日本への影響を懸念したりしているだけであることだ。 ウクライナ戦争勃発以来、「即時停戦」を主張しつづける大方の「左派リベラル」の欺瞞を突く内容であり、うなずくところが多い。 この戦争において、平和や自由や人権を高らかにうたい上げる左派がその実、被害に合いつづけているウクライナ人を見捨て
羽海野チカさんによる傑作将棋マンガ『3月のライオン』のひさしぶりの最新巻にあたる第17巻を読み終えた。 3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス) 作者:羽海野チカ 白泉社 Amazon まあ、もともと『ヤングアニマル』の連載ですべて読んではいたのだけれど、一気に読むとことのほか面白い。あらためて素晴らしい作品であると感じる。 物語も終盤を迎えているとのことで、あと何年かかろうと最後まで賭け抜けてほしいと願うばかりである。 てんてえ、お疲れでしょうが、お願いします。 さて、ここまでは『3月のライオン』についての感想なのだが、余談として長々と余計なことを書いておく。 将棋ライトノベルの佳作『りゅうおうのおしごと!』の作者である白鳥士郎氏が「持ちネタ」として最近ひんぱんに述べている「フィクションが現実に負けた」といった発言のことである。 りゅうおうのおしごと!18 (GA文庫) 作者:
【狭くて深いロリータ・コンプレックスの世界。】 【ロリコン天国ニッポン?】 【日本は「ペドフィリア傾向社会」なのか?】 【「子供」概念の発見と「ロマンティック・チャイルド」。】 【光源氏はロリコンではない。】 【少女買春の背景にあるものとは。】 【少女とはだれなのか。】 【不幸だからロリコンになるのか?】 【病んだ現代日本を生きる。】 【「性的嗜好」は変えるべき?】 【欧米は「成熟した大人の社会」なのか?】 【お願い】 【電子書籍などの情報】 【おまけ】 【狭くて深いロリータ・コンプレックスの世界。】 あなたは「ロリコン」についてどのくらい知っているだろうか? おそらく、それが「ロリータ・コンプレックス」の略称であることはほとんどの人がご存知のことだろう。 ウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』に由来していることも知っている人も少なくないかもしれない。 ロリータ (新潮文庫) 作者:ウラ
めちゃコミックで一気読みした『男友達が激甘カレシになりました』を読み返しています。ぼく、このマンガ、めっちゃ好きなんですよねー。 男友達が激甘カレシになりました (Only Lips comicsめちゃコミックオリジナル) 作者:御徒町鳩 大誠社 Amazon いわゆる「ティーンズラブ」で、性描写が入っている作品なので苦手だと思う方も多いでしょうが、少女漫画が好きなら男性であれ女性であれぜひ読んでみていただきたい。そんな人がこのブログを読んでいるかはわかりませんが……。 以前つきあっていた男のせいで恋愛にトラウマを抱え、自分を大切にすることができなくなったひとりの女の子が、あらたにつきあうことになった男によってその傷を癒やしていくというストーリーなのですが、あ、甘い。甘いよ! こういうの好きさ。 主人公が(とくべつ美形でも天才でも富豪でもないものの)非常にいい男で、男性の目から見てもこうい
第五章「物語は「神なるもの」をどう描いて来たか」 ①「SF小説に見る宗教性と反宗教性」 ②「科学合理性の魅惑と限界」 ③「後期クイーン問題と神」 ④「酸鼻と陰惨のゴシック・ホラー」 ⑤「ナルニアへ続く箪笥」 第六章「性と聖」 ①「推し活は「性的消費」なのか」 ②「エロティシズムと聖なるもの」 ③「泣けるゲームやアニメの神聖な構造」 ④「愛という言葉すら忘れ去られて」 ⑤「詩人が見た夢」 ⑥「性と聖を統合し昇華する」 第七章「推し文化のスピリチュアルなかたち」 ①「ふたつの殺人事件」 ②「共食いの匣」 ③「悪の華、咲きそめる」 ④「尊くもグロテスク」 ⑤「その都市の名はオメラス」 ⑥「実存的空虚の解」 第八章「朝」 ①「供犠の処女」 ②「新人類は遠く」 ③「この心臓をきみに」 ④「わたしたちの完璧な世界」 ⑤「神の指さきに触れるとき」 ⑥「朝」 終章「夢の論理」 第五章「物語は「神なるもの」
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