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ネタニヤフと並ぶ「もう1人のリーダー」...混迷パレスチナのアッバス議長に市民が求めるものとは
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ネタニヤフと並ぶ「もう1人のリーダー」...混迷パレスチナのアッバス議長に市民が求めるものとは
<19年間リーダーは変わらず、腐敗は進み、かつての「闘士」は高齢化。国際社会は「二国家解決」を唱え... <19年間リーダーは変わらず、腐敗は進み、かつての「闘士」は高齢化。国際社会は「二国家解決」を唱えるなか、パレスチナで今一番求められていること> イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は半年を超えた。イスラエルでは大惨事を招いたネタニヤフ首相への不満が渦巻き、現状維持か、それとも新たなリーダーの下で再出発するのか、早期選挙で決着をつけるべきだという声が社会の趨勢だ。 これと同時にパレスチナでもリーダーへの不満が先鋭化している。パレスチナのシンクタンクPCPSRの最新の世論調査では、ヨルダン川西岸とガザ地区で合わせて84%の回答者が、自治政府を率いるアッバス議長について「辞任すべきだ」と回答した。 歴史的な大失態を許し、国民の8割が辞任すべきだと考えているネタニヤフと同じか、それよりも高い水準だ。 パレスチナを代表する唯一無二の政府の議長であるアッバスは現在88歳。2005年から、いまだ国家に