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「パ4つになればおいしいこと…」/極秘文書の存在 - 野球の国から 平成野球史 - 野球コラム : 日刊スポーツ
2003年(平15)の福岡ダイエーホークス売却案に端を発した球界再編問題を掘り下げる。04年9月18、19日に... 2003年(平15)の福岡ダイエーホークス売却案に端を発した球界再編問題を掘り下げる。04年9月18、19日に「ストライキによるプロ野球公式戦中止」という事態が起こるほど、平成中期の球界は揺れた。それぞれの立場での深謀が激しくクロスし、大きなうねりを生む。 ◇ ◇ ◇ 2004年(平16)9月3日、毎日新聞が1面トップ扱いで、巨人前オーナー渡辺恒雄(8月13日、新人選手獲得を巡る裏金問題でオーナー辞任)が「巨人はパに移籍してもいい」と発言した記事を掲載した。5球団ずつの2リーグ構想を明らかにしたのだ。 前日2日、東京・銀座の連盟事務所で、パ・リーグ臨時理事会が行われた。その席で「パ・リーグが4つになれば、おいしいことがあるかもしれませんよ」と発言した人物がいる。 パ会長で、毎日新聞社出身の小池唯夫(17年に死去)だった。ここに1通の内部文書がある。小池と、西武、近鉄、日本ハム、オリ
2019/02/10 リンク