関東大震災の虐殺事件、歴史を相続放棄する国でいいのか - 日本経済新聞

もう2カ月前のことで古い話題かもしれない。なんとなく通り過ぎてしまったような話でもあるが、歴史への向き合い方という面で見過ごせないことなので、あえてこの欄で取り上げる。松野博一官房長官が8月30日の記者会見で示した「政府見解」である。今年の9月1日は関東大震災から100年。多くのメディアで特集が組まれたので、記憶に新しい人は多いだろう。100年の節目の日を控えた会見で、震災時の流言によって発生

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南京事件に「議論がある」としていること以外は、非常に良い記事。歴史の正の側面を引き継ぎたければ、負の側面を引き受けなくてはならない。