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「精神0」寛容と忍耐、慈愛の先に 「仮設の映画館」でネット有料公開 | 2ページ目 | 西日本新聞me
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「精神0」寛容と忍耐、慈愛の先に 「仮設の映画館」でネット有料公開 | 2ページ目 | 西日本新聞me
にじむ真心、静かに受け止める 後半は、夫婦2人暮らしの山本医師と妻芳子さんに焦点が当たる。子育てや... にじむ真心、静かに受け止める 後半は、夫婦2人暮らしの山本医師と妻芳子さんに焦点が当たる。子育てや親の世話をしつつ、夫が時に自宅に連れてきて泊まらせる患者の世話をしたり、食事会を定期開催したりするなど、山本医師を支え続けた芳子さん。今、認知症の症状が出ていて、今度は山本医師が支える番だ。 作品で特別なことが起きるわけではない。夫婦で想田監督と会食したり、芳子さんの旧友を夫婦で訪ねたり、お墓参りをしたり。芳子さんの言動は時に的外れや空回りになるが、真心がにじんでいる。山本医師は直そうとしたり、とがめたりせずに静かに受け止める。支える側の山本医師は息が上がることもあるが、芳子さんが時に笑顔を取り戻すのが心からうれしそうだ。老いの現実とともに、人間は終生慈しみ合うことができるという喜びも感じさせる。 夫婦が寄り添い手をつないで歩くお墓参りの場面は、印象派のミレーやゴッホが描いた農民の絵を思い出し