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高齢者の25%は全面的な介助が必要(中国)-子女に重くのしかかる負担【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(43)
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高齢者の25%は全面的な介助が必要(中国)-子女に重くのしかかる負担【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(43)
■要旨 日本と同様、中国でも少子高齢化が急速に進展している。7月に発表された『2018-2019年 中国長期... ■要旨 日本と同様、中国でも少子高齢化が急速に進展している。7月に発表された『2018-2019年 中国長期介護調査・報告』によると、高齢者(60歳以上)の25%が全面的な介助が費用な状況であることがわかった。人口規模ではおよそ6,400万人となる。 中国の介護保険制度は給付対象となるサービスや給付額が限定的である。高齢者は自費による民間の介護サービスの利用意向はあるものの、費用は相対的に高く、利用率は3割程度にとどまっている。結果として、介護の担い手、経済的負担は依然として子女を中心とした家族となり、そのプレッシャーは大きい。老後の備えの1つとして民間の介護保険商品もあるが、子女に相当する30~59歳の加入率は8.2%にとどまっている。 ■目次 はじめに 1―高齢者の25%が全面的な介助が必要な状況 2―介護の担い手、経済的負担の担い手としてプレッシャーを抱える子女 3―在宅での生活を希