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第4回 メディアと暴力(高知工科大学 経済・マネジメント学群 教授:三船恒裕)連載:#再現性危機の社会心理学|「こころ」のための専門メディア 金子書房
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第4回 メディアと暴力(高知工科大学 経済・マネジメント学群 教授:三船恒裕)連載:#再現性危機の社会心理学|「こころ」のための専門メディア 金子書房
今日の心理学は、過去の研究知見が再現されないという問題(再現性の危機)に直面しています。人間の行... 今日の心理学は、過去の研究知見が再現されないという問題(再現性の危機)に直面しています。人間の行動を説明・予測する普遍的な命題を定立することを目的とする心理学が積み上げてきた研究成果は、砂上の楼閣に過ぎないのでしょうか。こうした問題に応えようと、心理学者たちは、過去の知見の再現可能性を確認する研究に取り組んでいます。 第4回では、メディアと暴力の関連についての知見をご解説いただきます。 メディアと暴力 筆者はアニメや漫画が大好きである。最近は、いわゆる「異世界転生」モノが好きである。主人公は転生して勇者になったり魔法使いになったり、冒険者になったり商人になったり、ゾンビになったりスライムになったり。主人公やその仲間たちは剣や刀や魔法やらで敵をバッタバッタと倒していく。非常に痛快である。私もそんな世界に行けたらな〜と夢想する$${^{1}}$$。 漫画や小説といった読みものから、テレビや映画