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~音量調整はオーディオの本質のひとつ~ オーディオ再生機器の本質とは極端に単純化して言えば、「記録... ~音量調整はオーディオの本質のひとつ~ オーディオ再生機器の本質とは極端に単純化して言えば、「記録された音声信号を適当な音量の実際の音に変換増幅してリスナーに届ける」ことだ。何事も本質を最も体現しているのはその始点である場合が多い。そこでオーディオ機器の始祖と言える「蓄音機」を思い出してみてほしい。 レコード等に刻まれた溝にさらに刻まれた微細な凹凸としての音声信号。その溝に沿って針を走らせることで凹凸の連続を時間軸を持った僅かな振動に変換し、その僅かな振動をホーン(ラッパ)で増幅して音として放出する。 この当時は物理的で音響的な手法だけで音声信号を読み取って変換して増幅していたものが現在は、増幅についてはアンプ回路で電気的に行えるようになり、変換に目を向ければデジタル信号からアナログ信号への変換が行われるようになっている。しかし単純化して本質を見れば、そこに根本的な変化はない。 さて、ごく
2024/04/21 リンク