【能登半島地震】多数の家屋倒壊なぜ？ 災害リスク高い「危険な家」を専門家が解説｜楽待不動産投資新聞

1月1日に発生した能登半島地震では、多数の木造家屋などが倒壊し、多くの人が建物の下敷きになるなどした。石川県によると、県内では5日午後2時時点で94人の死亡が確認されたほか、輪島市、珠洲市などで222人の安否が不明となっている。 輪島市では、7階建てのビルが横倒しになるなど、ショッキングな映像が報じられた。 最大震度7を観測した今回の地震では、低層の住宅にダメージが大きい地震周期「キラーパルス」が発生したことが家屋の被害を大きくしたとの見方もある。また、古い木造住宅が多く耐震化率が低かった可能性なども指摘される。 なぜ今回の地震で建物被害が大きくなったのか―。建物の構造に詳しい一級建築士は「震度6～7レベルの大きな揺れに繰り返しさらされると、新耐震基準の建物でもダメージが蓄積して倒壊する危険性が高まる」と警鐘を鳴らす。 多数の木造家屋が倒壊 能登半島地震の被災地のテレビ報道などでは、瓦屋根