エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
【書方箋 この本、効キマス】第30回 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』 マリー=フランス・イルゴイエンヌ 著/髙橋 秀実|書評|労働新聞社
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【書方箋 この本、効キマス】第30回 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』 マリー=フランス・イルゴイエンヌ 著/髙橋 秀実|書評|労働新聞社
「感情を避ける」が特徴 常日頃、生活態度について妻から叱責されている私は、てっきり自分がモラハラ(... 「感情を避ける」が特徴 常日頃、生活態度について妻から叱責されている私は、てっきり自分がモラハラ(モラル・ハラスメント)の被害者だと思っていた。何しろ彼女の説教は明け方まで続くこともあるし、時として「出ていけ!」と怒鳴られる。実際、モラハラ関連の本でチェックしてみると、彼女の行為はほとんどモラハラに当てはまる。そこで念押しのつもりでモラハラの元祖ともいうべき本書を手に取ったのだが、読み進むうちにサスペンス小説のようなスリルを味わったのである。 フランスの精神科医である著者によると、モラハラとは「精神の連続殺人」であり、その加害者は「精神の吸血鬼」または「自己愛的な変質者」だという。他人に共感できず、「中身が空洞」のナルシシスト。他人を支配下に置くことで自分を確認するのだが、主体性がないので常に無責任。人を愛することができず、ひたすら被害者から愛を求める……。 妻は違う。 と私は思った。彼女