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【書方箋 この本、効キマス】第63回 『万物の黎明』 デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ 著/濱口 桂一郎|書評|労働新聞社
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【書方箋 この本、効キマス】第63回 『万物の黎明』 デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ 著/濱口 桂一郎|書評|労働新聞社
人類史を裏返す1冊!? 「万物の黎明」(The Dawn of Everything)とは超絶的に大風呂敷なタイトルだが、... 人類史を裏返す1冊!? 「万物の黎明」(The Dawn of Everything)とは超絶的に大風呂敷なタイトルだが、元の副題(A New History of Humanity=人間性の新たな歴史)や邦訳の副題(人類史を根本からくつがえす)というのが、まあ妥当なところだろう。 著者の一人は本連載の初年度に取り上げた『ブルシット・ジョブ』のデヴィッド・グレーバーだが、本書も刊行以来賞賛の嵐らしい。ここ数年来、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』、ジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』など、いわゆるビッグ・ヒストリーが大流行だが、これらポップ人類史を全面的に批判し、否定し去ろうとする本なので、「人類史を根本からくつがえす」という副題は当を得ている。 邦訳で700ページ近い本書を要約するのは至難の業だが、大航海時代や啓蒙時代の海外に関する諸記録や膨大な近年の考古学的発見を根拠に彼