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報告義務化が焦点に 機能性表示食品制度あり方検討初会合
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報告義務化が焦点に 機能性表示食品制度あり方検討初会合
小林製薬が製造・販売した「紅麹(べにこうじ)」成分のサプリメントを摂取した人に健康被害が広まって... 小林製薬が製造・販売した「紅麹(べにこうじ)」成分のサプリメントを摂取した人に健康被害が広まっている問題を受け、消費者庁は19日、機能性表示食品制度のあり方を巡る専門家検討会の初会合を開いた。健康被害の報告体制が整っていないことや、小林製薬のサプリに米国で医薬品として承認されている物質が含まれていることなどの問題点が指摘された。 検討会の意見を踏まえ、政府は制度の信頼性を確保するためにどのような改善が必要か、5月末をめどに方向性を取りまとめる。事業者側から行政機関への報告義務のルール化や、製造過程での安全性確保などが焦点となりそうだ。 検討会は中川丈久・神戸大大学院教授を座長に医師や薬剤師、栄養士の団体関係者ら9人で構成する。初会合では、機能性表示食品の法的な位置付けや届け出の流れなどを確認した。 政府のガイドラインでは、健康被害が発生した際には「入手した情報が不十分であっても速やかに行政