仙さん、やりました！侍Ｊ・稲葉監督が地元名古屋で歓喜

強化試合（３日、日本２－０豪州、ナゴヤＤ）野球日本代表「侍ジャパン」は３日、豪州代表と強化試合（ナゴヤドーム）を行い、２－０で勝利。 地元・愛知の大観衆に、稲葉監督が初勝利を届けた。リップクリームを塗って上がったお立ち台。「緊張感がある中で始まったが、投手陣がいい形で打撃陣に回してくれた」と振り返った。 ２４歳以下＆プロ３年目以内の若手主体で臨んだ昨秋の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」は３連勝で優勝も、年齢制限がなく編成したチームの指揮は初。初陣で「選手は緊張していた」と話した通り、五回まで打線が沈黙した。七回無死一塁の田中の場面ではバントのサインがうまく伝わらないミスもあり、「われわれが猛省しないと」と課題も見つかった。 それでも投手陣は完封リレーし、若手にチャンスも与えられた。東京五輪に向け今年はホップ、ステップ、ジャンプのホップと位置付ける。稲葉ノートには常に約５０人の候補が。２