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石岡瑛子 タブーに挑戦し続けた人 - T JAPAN:The New York Times Style Magazine 公式サイト
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石岡瑛子 タブーに挑戦し続けた人 - T JAPAN:The New York Times Style Magazine 公式サイト
「石岡瑛子」、あるいは「EIKO」の名を聞くと少しだけ空気が引き締まる。怖れだけではない。彼女への憧... 「石岡瑛子」、あるいは「EIKO」の名を聞くと少しだけ空気が引き締まる。怖れだけではない。彼女への憧憬がある。もう会えない無念もある。 石岡の仕事を総覧する展覧会『石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか』が東京都現代美術館で2021年2月14日まで開催中だ。 憧憬。歴史に残る表現者たちと、次々とコラボレーションをした。レニ・リーフェンシュタール、フランシス・フォード・コッポラ、マイルス・デイヴィス、アーヴィング・ペン、ビョーク、ターセム・シン……。その成果として、グラミー賞、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞。 無念。大きな仕事をいくつも成し遂げ、活動領域を広げ、さらなる期待を背負いながらも、この世界から足早に去っていってしまった。 石岡瑛子(EIKO ISHOKA) 1938年、東京都生まれ。アートディレクター、デザイナー。東京藝術大学美術学部卒業。資生堂時代に手がけた前田美波里を起用し