＜つなぐ 戦後76年＞帝銀事件「風化させない」 登戸研資料館館長が講演 秘密戦部隊との関わりに迫る：東京新聞 TOKYO Web

一九四八年に帝国銀行の行員十二人が毒殺された「帝銀事件」について、旧日本陸軍の秘密戦部隊の関わりに迫る講演がオンラインであった。事件をめぐっては、逮捕された画家の平沢貞通・元死刑囚の遺族が現在も再審請求を続けている。戦後最大の冤罪（えんざい）事件とされ、「風化させてはいけない」と明治大の平和教育登戸研究所資料館が開催した。（山本哲正）

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当時、米国が731部隊や登戸研関係者に対して、研究成果の提供と引き換えによる免責を進めていた。山田さんは「旧軍関係者を守るため青酸カリ使用説に転換した」との見方を示す

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（日本のオズワルド）「米軍による７３１部隊や登戸研関係者への免責と帝銀事件捜査への介入が、まさに時期的に符合する。占領政策の転換によって、戦前的なものが戦後に生き永らえていく過程だった」