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<書評>『日本音楽の構造』中村明一(あきかず) 著:東京新聞 TOKYO Web
神楽から民謡まで日本の伝統音楽は従来「ハーモニーのない劣った音楽」とされてきたが、実は「全人類の... 神楽から民謡まで日本の伝統音楽は従来「ハーモニーのない劣った音楽」とされてきたが、実は「全人類の宝」だというのが本書の主張だ。 だが単純な「日本すごい本」ではない。作曲家、尺八奏者として世界各地で演奏し、米バークリー音楽大学などでも学んだ著者は、湿潤で傾斜地と森林の多い日本の自然環境や労働環境、生活環境が独自の姿勢や呼吸法を生み、母音中心の日本語が聴覚の優れた解析能力を育んだと分析。そのため日本人は微小な音量や変化の聞き取りに長(た)け、倍音に敏感になって、それが日本音楽の特徴を生んだとする。 小唄などで情感を込める時にわずかに音高と音量を下げ、速度を遅くすること、スズムシや風鈴の音を愛(め)でること、擬音語や擬態語が非常に多いこと、伝統芸能に多い「語りもの」には言葉と音楽の境界がないこと、外国起源の邦楽器も倍音が出やすいように改良されたことなどの例に加えて著者は、日本人は自然の音や虫の音
2024/04/28 リンク