エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
「日常史」という挑戦|ちくま学芸文庫|小野寺 拓也|webちくま
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
「日常史」という挑戦|ちくま学芸文庫|小野寺 拓也|webちくま
「あの時代はよかった」ーー恐怖と暴力で国民を支配したイメージのある第三帝国だが、その時代を回想す... 「あの時代はよかった」ーー恐怖と暴力で国民を支配したイメージのある第三帝国だが、その時代を回想する住民証言からは、むしろ正反対の姿が描かれる。ごく平凡な「普通の人びと」は、どのようにしてどのようにして政策を支持するようになっていったのか? 詳細な住民証言に基づき、女性や子どもたちまでもが、徐々にナチ体制に統合された恐るべき道筋をあばきだした本書。ドイツ現代史がご専門の小野寺拓也さんによる書評を、『ちくま』4月号より転載します。 「日常史」という研究手法がある。市井の「ふつうの人びと」の視点、生活や経験から社会を考える、「下から」「内側から」の歴史学である。政治史、外交史、社会構造史といった伝統的な歴史学は偉人中心であったり、あるいは経済や社会構造といった「顔の見えない」ものが叙述対象であったりで、名もない「ふつうの人びと」は無視されるか、「受け身」の存在として描かれることが一般的だった。そ