【株式フジ】パッとしない市場環境の中でも…上昇できるのが〝次のスター株〟ジリ高歩調の「三菱ＵＦＪ」「三井住友ＦＧ」急出直りの「任天堂」（1/2ページ）

米国の主要な３つの株価指数「ダウ工業株３０種」「Ｓ＆Ｐ総合５００種」「ＮＡＳＤＡＱ総合」が過去最高値をうかがう動きとなり、欧州でもドイツＤＡＸ指数が過去最高値更新局面にあります。 さらに、低迷していた中国株、上海総合指数ですら反発の動きを示し、昨年８月以来の水準にあります。中国では、不動産市場の低迷が長続きするようだと、政府のテコ入れ策を期待する動きが強まる可能性もあります。足元、世界株はおおむね堅調ということになります。 その中で日本株はモタモタした動きです。日経平均は３月２２日に終値ベース史上最高値４万８８８円４３銭を付けて以降、４月１９日の安値３万７０６８円３５銭まで下落。その後、持ち直しの動きを見せているものの、欧米や中国の株式市場に比べると力強さに欠けています。 この背景として、まず「日銀のタカ派姿勢（＝大規模金融緩和の出口戦略）」が指摘されます。日銀は１３日、国債の買い入れ額を