コンゴ民主共和国 洪水で400人以上死亡 コレラ流行も懸念 | NHK

アフリカ中部コンゴ民主共和国で起きた大雨による洪水では、これまでに少なくとも400人以上が死亡しました。現地では衛生状況が悪化し、コレラの流行も懸念されていて、ユニセフなどが支援を急いでいます。 コンゴ民主共和国の東部にある南キブ州で、今月2日と4日の大雨によって洪水が起き、1000棟を超える住宅や学校などの建物が押し流される被害が出ました。 UNICEF＝国連児童基金は9日、地元当局の推計として、この洪水による死者がこれまでに、少なくとも422人にのぼったと明らかにしました。 また、5000人以上の行方が分からなくなっているとしています。 現地からの映像では、洪水で押し流された住宅や、押し寄せた大量の土砂を地元の人が片づけている様子が確認できます。 被災地では衛生状況が悪化し、コレラの流行も懸念されていて、ユニセフや現地の赤十字社などが生活物資や衛生キットの配布など支援を急いでいます。

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